アニメやゲームなどの「2次元」コンテンツ、近年人気の「2.5次元」で人気のアーティストが集結するフジテレビの音楽特番『オダイバ!!超次元音楽祭』(1月2日24:50~26:50 ※関東ローカル)の新たな出演アーティストが発表された。
第1弾として、藍井エイル、Aqours、花澤香菜、水樹奈々、宮野真守の出演を発表したが、今回追加アーティストとして11組の出演が決定。
女性2人組ユニット・ClariSはテレビ初出演。2010年にアニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のオープニングテーマ曲「irony」でデビューして以来、メディアに一切顔出ししていないながらも多数のヒット曲を生み出し、“ヴェールに包まれた歌姫”として注目を浴びてきた。
また、CHiCO with HoneyWorksもテレビ初出演。動画投稿サイト出身のクリエイターユニット・HoneyWorksがヴォーカルにCHiCOを迎え結成されたユニットで、中高生に絶大な人気を誇る。アニメ『銀魂.』『荒ぶる季節の乙女どもよ。』など、人気作品のテーマソングを多数担当している。
先日の『2019 FNS歌謡祭』にも出演し、倖田來未とのコラボレーションが大反響だった蒼井翔太、麻倉もも、雨宮天、夏川椎菜の女性声優3人によるガールズユニット・TrySail、声優界のアイドル的存在として絶大な人気を誇る小倉唯。さらに、ライブ観客動員数では常にトップを争うGRANRODEO、「バンドリ!!」発のガールズバンドユニットRoselia、歌手・声優として活躍する中島愛、人気アニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』オープニングテーマを担当するシンガーソングライター・やなぎなぎ。
『涼宮ハルヒの憂鬱』の涼宮ハルヒ役でブレイクしてから人気作品にたて続けに出演する平野綾は、近年は『レ・ミゼラブル』『モーツァルト!』などの名作ミュージカルに多数出演し、ミュージカル女優としても活躍している。昨年末『第69回NHK紅白歌合戦』にも出場し話題となった、ミュージカル『刀剣乱舞』刀剣男士も出演する。
企画・演出は、今月4日放送の『2019 FNS歌謡祭 第1夜』を手掛けた浜崎綾氏。数年前からこのジャンルに着眼し、今回の企画を温めてきたといい、「昨年から本格的に実現に向けて動いてきました。この番組は各アーティストが“鉄板”の曲を披露する、いわゆる“アニソンや2.5次元の見本市”。ファンの方に喜んでいただくことは大前提として、今まで興味がなかった人やあまり詳しくない人にもわかるように、魅力を丁寧に伝えたい」と話す。
MCにバナナマンを起用したことについては、「視聴者と同じ目線でゲストの良さを引き出して、深掘りしてくれる人」と期待。「セットも普通の歌番組とは違い、360度のセンターステージを組みます。お客さんの熱を取り込み、出演アーティストにホームのような雰囲気の中、伸び伸びとパフォーマンスをしてもらうのが狙い。“こんなアツいライブがあるんだ!”と視聴者に伝えることできたら」意気込んでいる。