横浜シーサイドラインは金沢八景駅延伸事業にともない導入準備を進めていた増備車両の投入を前倒しし、車両不足のために臨時ダイヤとしているシーサイドラインを12月2日から通常ダイヤに復帰させると発表した。

  • 増備車両は新たな車体カラーリングを採用している

シーサイドラインは6月1日に新杉田駅で発生した事故の影響により、自動運転再開後も車両が不足していたことから、本数を減らした臨時ダイヤ(平日で通常の98%程度)で運行していた。このため、導入を予定していた増備車両の車両検査や試運転などの作業を前倒しで進め、車両の安全確認が完了したことから、この増備車両を営業運転に投入し、通常ダイヤに回復することとなった。

増備車両の車体カラーリングは、海をイメージした青色をベースに、明るい水色やあたたかみのある黄色を配色し、車両の直線的な形状に対し、曲線のカラーリングデザインを合わせることで親しみやすさを演出。前面・側面のラインがつながるように配置し、1編成でひとつの輪に見えるデザインとした。

通常ダイヤ復帰により、平日朝7~9時は現在の4分30秒~5分間隔から4分~4分30秒間隔での運転に短縮。平日朝9時台の並木中央駅止まりの列車は新杉田駅発がなくなり、金沢八景駅発が1本から5本に増える。