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【この記事のエキスパート】
唎酒師/日本酒ライター/コラムニスト/蔵人/フリーランス女将:関 友美

唎酒師/日本酒ライター/コラムニスト/蔵人/フリーランス女将:関 友美

日本酒アドバイザーや飲食店勤務を経て、現在は「とっておきの1本をみつける感動を多くの人に」という想いのもと日本酒の魅力を発信するさまざまな活動をおこなっている。

記事執筆、セミナーや講演、酒蔵での酒造り、各地の酒場での女将業など、あらゆる場所、あらゆる手段で日本酒の美味しさと日本文化の豊かさ、日本の各地方の魅力を伝えている。


日本を代表するお酒日本酒。全国に数多くの酒蔵・地酒がありますが、山々に囲まれ豊かな自然と水に恵まれている長野県にもおいしい日本酒がたくさんあります。また北信・中信・南信・東信と地域ごとにも特徴があります。ここでは長野の日本酒の選び方とおすすめ銘柄を紹介します。

長野の日本酒の特徴

出典:楽天市場

長野県木島平村産契約栽培米「金紋錦」100%使用。和食や洋食だけでなく、地元の名物である野沢菜との相性もピッタリです。

アルプスの山々に囲まれ、清らかでやわらかな水資源が豊富な長野県。県独自の酒米や酵母もあって、全国第2位の酒蔵数(平成30年度国税庁調査で74企業)を誇り、それぞれのオリジナリティが光ります。

お酒と同じ水や、稲と同じ土壌で育まれたお酒によく合うお食事、野沢菜、信州蕎麦、アユ、イワナ、猪肉をはじめとするジビエ類の特産品も豊富なのでぜひ一緒にチェックしてみてくださいね。

長野の日本酒の選び方

唎酒師の関 友美さんに、長野の日本酒を選ぶポイントを教えていただきました。どんな商品を選べばいいのか悩んでいる方は、日本酒のエキスパートの視点を商品選びに生かしてみてください。ポイントは下記。

【1】長野の有名酒蔵・蔵元から選ぶ
【2】水、お米の違いを感じながら楽しむ
【3】長野酵母を使った特別な日本酒にも注目!

上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】長野の有名酒蔵・蔵元から選ぶ

長野県には大きく分けると4つ(北信・中信・南信・東信)、こまかく分けると10のエリア(中野・長野・上田・佐久・諏訪・伊那・北安曇・松本・木曽・飯田)があります。

エリアごとに酒蔵があり数は多いですが、それぞれの規模は小さいのが長野県の特徴。生産量や生産方法が限られるためか、歴史を重ねたためか、各酒蔵の特徴があらわれています。

全体としては濃醇甘口の傾向にありますが、新潟に近い北信には、比較的辛口のお酒が好まれる地域もあります。長野では珍しい味わいのお酒に出会えるかもしれません。地域によって選んでみるのも方法です。

北信地域は辛口に定評あり!

北信地域は、降雪量が多く、気温が氷点下になることもある寒い地域なので日本酒造りに適しています。北信地域で有名な銘柄は、遠藤酒造場の「渓流」・酒千蔵野の「桂正宗錦」などです。コクと切れがあり、酸味の強い辛口の日本酒が多い印象です。日本酒好きは知っている、酒千蔵野 川中島 玄舞(かわなかじま げんぶ)も、北信地域で生まれた日本酒です。

東信地域

東信地域は全国的にも有名な日本酒の銘柄が多い地域です。岡崎酒造の信州亀齢や大人気ブランドである大澤酒造の明鏡止水など、日本酒好きから好評の銘柄ぞろいの地域です。

沓掛酒造は、長野県産米と上田の菅平水系の水での酒造りを中心に行っています。特に、地元上田市産の米では、塩田地域の「美山錦」、鹿教湯温泉の「ひとごこち」、武石地域の「山恵錦」の長野県生まれの酒造好適米3種を用いて醸しています。

中信地域

長野県の地域のなかでも縦に長いエリアでバラエティ豊かな日本酒の味わいがそろっています。北アルプスの天然水を仕込み水として使っている日本酒や、りんごのようなフルーティーさの味わいがある日本酒などさまざまな味が楽しめる蔵元がそろっています。この地域の日本酒はスッキリとした飲みやすさが自慢なので、ついつい飲みすぎてしまうことも!

南信地域

広大な南信地域には、数多くの蔵元があります。中でも有名なのが、南アルプスと中央アルプスに挟まれた伊那谷に位置する「仙醸」。南アルプスの伏流水を組み上げて酒造用水としており、長野の自然が育んだ美味しさを味わえる酒造として人気です。

こちらの純米酒は、リンゴのような香りと干しブドウのような熟成味を感じられる個性的な味わい。無濾過原酒ならではの深い味わいが楽しめます。購入しやすい価格でコスパの良さも人気の秘密です。

【2】水、お米の違いを感じながら楽しむ

酒造りに大切な「水」。お酒をつくるためには大量の仕込水を必要とします。飛騨山脈(北アルプス)、木曽山脈(中央アルプス)、赤石山脈(南アルプス)の水がめに蓄えられ、長い年月をかけほどよいミネラルを含み、酒づくりの敵である鉄分をほとんど含まない水は長野県の大切な財産といえるでしょう。

次に大事なものは「良質な酒米」です。長野県には県独自の酒造好適米がたくさん存在します。「美山錦」「ひとごこち」「しらかば錦」「たかね錦」「金紋錦」そして新たに開発された「山恵錦」。よりよい酒米を求め日々研究されていますので、これらの酒米を使った日本酒を選んで、飲み比べしてみるのもいいでしょう。

【3】長野酵母を使った特別な日本酒にも注目!

海外の方をはじめ、日本酒にあまりなじみのない人が飲むときにポイントとなるのが「香り」。梨のような華やかで芳醇な香りや、バナナのような甘い香りがするお酒のほうが手が伸びやすく、飲みやすいとされています。

現在では多くの酵母を管理する日本醸造協会の酵母、通称「きょうかい酵母」のなかにも、とても華やかな香りを出す酵母がいくつもありますが、「カプロン酸エチル」と呼ばれるメロンやりんごのような芳醇な香りを生成する長野酵母(通称アルプス酵母)を1990年にいち早く開発し、全国から注目を集めたのが長野県食品工業試験場でした。現在でも長野酵母は県内外の酒蔵で酒づくりに使用されています。

そんな長野県でつくられた芳醇な香りのお酒を味わってみてはいかがでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートやおすすめナビ編集部が選んだ商品は……(続きはこちら)