日京ホールディングスは11月21日、1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)における38エリアに関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2019年10月15~16日、調査対象は1都3県在住で本人もしくは配偶者が山手線内および近郊で働く25~44歳の個人、有効回答は400人。

横浜市が3冠を獲得

  • 1都3県における38エリアに関する意識調査

「意外と都心へのアクセスが良い」と思うエリアを尋ねたところ、男女ともに1位は「横浜市」(男性31.0%、女性24.5%)が獲得し、世代別にみても全ての世代で1位となった。なお、今回の調査時期は2019年11月30日に予定されている相鉄・JR直通線開通の前であり、同社は「開通後はさらに評価が高くなる」と見込んでいる。

2位は「東京都北多摩(調布市、三鷹市、立川市など)」(同:20.5%、15.5%)、3位は「千葉県東部(松戸市、柏市、我孫子市など)」(同:13.0%、11.5%)と続いた。

また「住みやすい」と思うエリアでも、「横浜市」が1位(男性23.0%、女性20.5%)となり、特に30代以下の世代で支持されていた。2位は「東京都北多摩」(同:19.0%、19.0%)、3位は「世田谷区」(同:17.5%、19.5%)だった。

さらに「国際的」と思うエリアでも、「横浜市」が1位(男性53.0%、女性54.0%)を獲得。2位は「港区」(同:39.0%、49.0%)、3位は「千代田区」(同:26.0%、28.0%)と続いた。横浜市は全世代で1位となり、特に25~29歳(55.0%)では2位の港区(36.0%)と19ポイントもの差がついた。

今回の調査では、横浜市が「都心へのアクセス」「住みやすさ」「国際的」の3冠となった。同調査では、「グローバル化が進み続ける日本の中で、横浜市に注目が集まっていくことが期待されそうだ」と分析している。