エアトリは11月15日、「定額制(サブスクリプション)」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2019年11月7~10日、調査対象は20~70代の個人で、有効回答は831人。

定額制を導入してほしいもの、1位「診察・健診」

  • 定額制(サブスクリプション)を導入してほしいものは何ですか?

はじめに、月額制で全国24カ所に滞在し放題サービスを提供しているアドレスとANAが提携して、滞在と航空券を月額定額で利用できるサービスを提供するとの報道を受け、利用してみたいか尋ねたところ、「どちらとも言えない」が半数近い48.0%を占め、「利用してみたい」は30.6%、「利用してみたくない」は21.4%となった。「利用してみたい」と答えた人に利用方法を聞くと、介護や仕事、帰省や移住など様々な回答がみられた。

住居について、できれば色々な場所に住んでみたいか問うと、肯定派(とても思う+やや思う)は48.8%、否定派(あまり思わない+全く思わない)は34.5%と、意見が分かれる結果となった。

リモートワークができれば、定額制利用により「旅をしながら生活すること」も実現できる。そこで、現在の働き方においてリモートワークが可能な環境か質問したところ、63.5%が「不可能」と回答し、「時によって可能」は29.1%、「常に可能」は7.3%にとどまった。

導入されて最も嬉しかった定額制は、1位「通話・パケット通信」(32.6%)、2位「ネット通信」(18.4%)、3位「ジム」(4.7%)となった。

定額制を導入してほしいものは、1位「診察・健診」(31.9%)、2位「電車・バス」(29.5%)、3位「タクシー」(27.6%)。「診察・健診」については高齢層の回答割合が高く、「高年齢になるといろいろな不具合が出てくるが、その都度精密検査等すると高額支払いとなってしまうので、一定の年齢になったら定額制度もいいのでないか思う」(60代・男性)といった声が寄せられた。