サーモスは11月7日、「増税とランチに関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2019年10月10~12日、調査対象は1都3県(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)・京阪神(大阪府、京都府、神戸県)在住の20~39歳の働く女性(パート・アルバイトを除く)、有効回答は400人。
増税で6割弱が「家計に影響を感じる」
消費増税で家計に対する影響を感じるか聞くと、過半数の57.3%が「感じる(非常に+やや)」と回答。節約したい項目は、「日用品費」(51.5%)と「食費」(50.8%)が5割以上にのぼり、以下、「化粧品・美容品費」(33.8%)、「被服費」(32.8%)、「趣味・娯楽費」(31.3%)と続いた。
仕事の日のランチ事情を尋ねると、「手づくりのお弁当を持参」が最も多く50.5%。1食あたりのランチ代は、全体では「500円未満」が68.0%を占めたものの、外食が最も多いと答えた人では「500円~800円未満」(34.0%)や「800円~1,000円未満」(25.5%)との回答が目立った。
仕事の日のランチ代を減らす方法を問うと、「手づくりのお弁当を持参」が71.5%でトップ。また「増税をきっかけにお弁当づくりを始めたい」と思っている人は42.8%で、特に「増税の影響を感じる」と答えた人では53.7%に上った。
一方、お弁当づくりを続けようと思いながら、続けられなかった経験がある人は43.3%。続けられない理由としては、「めんどうくさい」(75.7%)と「時間がかかる」(60.7%)が上位2位に入った。
お弁当づくりにかけてもいい時間を質問すると、「10分~20分未満」が47.5%、「10分未満」が41.8%と、計89.3%が「20分未満」と回答。1食分にかけてもいい予算は、「500円未満」が最多で81.8%に上った。