FGHは11月6日、「離婚」に関する調査結果を発表した。調査日は2019年10月23日、調査対象は20~60代の既婚者で、有効回答は1,034人。
持っている秘密の資産、1位「株式投資」
自身の周りで離婚は起きたことが「ある」と答えた人は全体の60.6%。離婚の理由で一番関係すると思うものを聞くと、「価値観の不一致」が51.2%と最も多く、以下、「不倫・浮気」が23.7%、「お金の使い方」が9.0%、「虐待や暴力」が6.9%、「生活スタイル」が6.3%と続いた。
知っている離婚の種類を尋ねると、「熟年離婚」が77.0%でトップ。次いで「成田離婚」が61.2%、「マザコン離婚」が32.9%、「ペーパー離婚」が8.6%、「投資離婚」が4.1%となった。
投資離婚とは、夫や妻に内緒で秘密の資産、隠し口座を持っていたことが発覚し、後にお金のトラブルに発展し、離婚に至るケースのことをいう。そこで投資離婚について知っているか質問したところ、「まったく知らない」が75.1%、「あまり知らない」が19.0%と、内容を知らない人は94.1%に上った。
現在保有する秘密の資産を問うと、「株式投資」が16.3%、「保険」が15.1%、「車」が9.3%、「不動産」が6.4%、「その他」が4.8%と続き、夫婦間で資産を隠している人は半数以上いることがわかった。
隠し資産は離婚時にトラブルに繋がるかとの問いには、7割近い67.6%が「はい」と回答。同社は「配偶者もしくはご自身で秘密の資産がある方は、事前の対策や運用など、しっかりと計画的に行うことをオススメします」としている。