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【この記事のエキスパート】
暮らしスタイリスト・料理家:河野 真希
料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。
流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 簡単&時短料理が学べる『料理教室つづくらす食堂』主宰。
冬場や水仕事で手荒れしやすい方の強い味方、食器洗い手袋。100均でも買えますが、用途に合わせて選びたいもの。この記事では、食器洗い手袋の選び方とおすすめ商品をご紹介します。使い捨てやシリコン・ゴム手袋、おしゃれなデザインなど厳選しました。
選び方の要点をチェック!
食器洗い手袋はいろんなタイプがあるので、用途や好み合うかどうかチェックする必要があります。上の図を参考に、使いやすい商品を見つけてみてくださいね。
素材や厚さにも注目!
食器洗い手袋の選び方
暮らしスタイリストの河野真希さんに、食器洗い手袋を選ぶときのポイントを教えてもらいました。どれも似たように見える食器洗い手袋ですが、こまかいところにこだわって選ぶと、食器洗いもストレスなくおこなえますよ。ポイントはこちら!
【1】袖の長さから選ぶ
【2】厚さで選ぶ
【3】素材で選ぶ
【4】プラスαの機能をチェック
【5】デザインをチェック
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】袖の長さから選ぶ
食器用の手袋の長さは手首あたりまでの「短いもの」と、腕全体を覆うほど「長いもの」があります。自分の使い勝手に合わせて袖の長さも選んでみましょう。
▼短いタイプ
食器洗いの邪魔になりにくく、着脱もしやすいが、手首部分から水が入ってくることがある。
▼長いタイプ
袖が濡れたり、水が入ってくる心配がないが、着脱が少ししづらい場合もある。
【2】厚さで選ぶ
手袋をして食器を洗うと、食器をつかんだときの感触が頼りなかったり、洗い残しを見逃してしまうことがあります。
ですが、厚さによって得られるメリットがあります。薄手の食器洗い手袋を選ぶと、素手に近い感覚で作業することができます。寒い時期の水の冷たさを避けたい場合には厚手がおすすめ。また、包丁や串など刃もの、とがったものを洗うときの怪我の予防にも安心です。
食器洗いだけでなく、掃除や車の洗浄などの作業にも兼用できるものもあるので、チェックしてみましょう!
【3】素材で選ぶ
食器洗い手袋の素材はさまざまありますが、天然ゴム、ニトリル、塩化ビニル、ポリエチレンの製品が多くみられます。好みやシーンに合わせて素材も選んでみましょう。
▼天然ゴム
伸縮性が高くて、手によくなじみ、きずにも強い素材ですが、油にはあまり強くありません。
▼ニトリル
油や熱、きずにも強く、手にも比較的よくフィットする機能性が高い素材です。
▼塩化ビニル
天然ゴムやニトリルと比べると、強度やフィット性が落ちますが、値段が手ごろなので、同じ手袋を長く使うよりも、こまめに新しいものに変えたい人におすすめです。
▼ポリエチレン
使い捨てタイプなので清潔な状態で扱えるが、耐久度が低い。生もののお肉を触るときや、触れたくないゴミを処理する時にも便利なので1箱あると活躍してくれます。
なお、ゴムアレルギーのある方は、天然ゴム製品ではなくラテックスフリーの商品を選ぶことも大切。それでも、長時間使用すると症状が出てしまうこともあるので、かかりつけ医とよく相談するようにしてください。
【4】プラスαの機能で選ぶ
キッチングローブにはあると便利な機能がいくつかあります。あると便利な機能について説明していくので自分がほしい機能がないかチェックして、食器洗い手袋を選ぶ参考にしてみましょう。
ブラシ付き|キッチンスポンジが不要
最近の食器洗い手袋の中には、手のひら側に柔らかいブラシがついているものがあります。ブラシがついていることで、手袋自体で洗い物ができますよ。
汚れをラクに落とせるものや、食洗器を使うので効率よく汚れをサッと流したい方におすすめです。
裏地や裏毛付き|肌ざわりがよく、着脱がしやすい
食器洗い手袋には裏地や裏毛がついているものがあります。裏地や裏毛があることで、肌触り良い・着脱がしやすい・耐久性が高い・冷たい水でも作業がしやすいものが多いのが特徴です。
ただし、内側に湿気がこもりやすかったり、フィット感やつかみやすさが落ちる場合があります。季節や好みに合わせて、裏地や裏毛の有無は選ぶようにしましょう。
滑り止め付き|作業がしやすい
滑り止めがついていると、食器や野菜を洗うときに落としにくいので便利。
手袋をすると、食器ぬめり等がわかりづらくなり、すべってしまうこともあるかもしれないので、滑り止め加工がされているものだと安心です。
【5】おしゃれなデザインもチェック
食器洗い手袋は、無地のデザインが多いですが、なかには袖部分におしゃれなデザイン性のある商品もあります。使っていて気分が上がるような、見た目重視で選ぶのもおすすめです。また、無地であってもカラーバリエーションはいろいろなので、好みの色で選ぶのもひとつの方法ですよ。
>> エキスパートからのアドバイス
【エキスパートのコメント】
自分に合う食器洗い手袋を見つけるポイント
食器洗い手袋は商品によって使い心地がかなり違います。大事な食器を傷つけたり、割ってしまったりしないためにも、自分の手によく合ったものを選ぶことが必要です。
とくに使っていて気になるのが「フィット感」「着脱のしやすさ」「袖からの水の入りやすさ」「破けやすさ」といった点です。
すべてを満たすのは難しいかもしれませんが、商品の特長をチェックして「こまめに交換するから破けてもいいので、薄くてフィット感のあるものがいい」「小さな子どもがいるから、少し緩(ゆる)くても、素早く脱げるのがいい」など、判断できるといいですね。