アイドルグループ・NMB48の卒業を発表した川上礼奈が、カンテレのバラエティ番組『NMBとまなぶくん』(毎週金曜24:55~ ※関西ローカル)のラスト出演を、きょう18日の放送で迎える。

  • NMB48を卒業する川上礼奈=カンテレ提供

今回は、餃子の王将で働いて38年の大ベテラン・門林弘さんを特別講師に、さや香をダブりの先輩(=ゲスト)に迎え、餃子の王将の裏側について学ぶ。

そして、授業の後は特別ホームルームへ。卒業を発表した川上に、担任のかまいたち・山内健司から卒業証書が授与され、これまで番組を盛り上げてきた川上への感謝が述べられる。静まり返り、感動的なシチュエーションかと思いきや、その意外な卒業証書の内容に、一同大爆笑だ。

最後の収録に臨んだ川上は「バラエティの番組に出させていただくこと自体『NMBとまなぶくん』が初めてで、この番組を通してバラエティをたくさん学ばせていただきました。今は本当にのびのびとしゃべらせてもらってるんですけど、最初は本当に緊張してて。でも、かまいたちさんとか、ダブりの先輩で出て下さる芸人さんとか、NMB48のメンバーとか、たくさんの方々がサポートしてくださって、本当にしゃべりやすい環境を作ってくださいました」と感謝。

番組での思い出を聞かれると「一番過酷だったのが、ドミノを1万個使って絵を作るっていうロケだったんですけど、あのロケが視聴者の方に好評だったらしく、第2弾もあって…。喜ばしいことなんですけど、実際スゴイきつくてめちゃめちゃ思い出に残ってます。ヤバかったです(笑)」と振り返った。

共演してきたかまいたちについては「本当にお父さんみたいな存在でした。収録中は、きつく言われることも多かったんですけど、収録後は、わ~って来てくれて『良かったで!』って。『れなぴょん(川上)がいてくれるおかげで、いつも面白く番組できてるから』って言ってくださって。私も『今日はあかんかったな』って思うこともあるんですけど、かまいたちさんの言葉に本当に救われました」とエピソードを紹介。

自身の後継者を聞かれると「6期生の原かれんちゃんです! 原かれんちゃんと共演したときに、本当に変な子で、面白くて個性的な子で。すごく大人っぽくてきれいなんですけど、しゃべり出すとちょっとよく分かんないことを言い出すんです(笑)。ファンの方の中でも、れなぴょんの後継者だって言われてて。そんな原かれんちゃんに期待したいです。『NMBとまなぶくん』には、まだ出たことないと思うんですけど、ぜひ出てほしいです!」と思いを託した。

先月16日に、24歳の誕生日を迎えた川上は「24歳は、NMB48を卒業して、芸能界をひとりで頑張っていくと決めた年なので、正直NMB48っていう大きな肩書きがあるおかげで、いただいていたお仕事もあると思うんですけど、そういうのも全部1人でこなせるように、もっと自分自身を押し出して、しっかり意思をもって、1人でも芸能界を生きていけるような存在になりたいなと思います」と力強くコメント。

最後に、自身を“うどんの国のお姫様”だと自称する川上は「皆さんが見てくれて、『NMBとまなぶくん』面白いよって言ってくれる声が、私自身すごく励みになりました! やっぱりうどんの国のお姫様は、これからもずっとお姫様なので、そのまま頑張っていきたいと思います! うどんの国の住人(=川上のファン)の皆さんにも、これからもずっとついてきてほしいなって思います!」と呼びかけていた。