JR東海は台風19号の影響でJR東日本管内の中央本線の一部区間が運転見合わせとなっていることを受け、身延線で快速タイプの臨時列車を運転するほか、特急「しなの」についても増結する列車をさらに拡大し、8両編成で運転する。

  • 中央本線を走行する特急「しなの」

身延線で運転される臨時列車は、早朝に甲府駅4時55分発・身延駅5時50分着の上り列車を設定し、身延駅からは同駅6時2分発、静岡行の普通列車として直通運転を行う。

甲府駅を7時15分に発車する身延行の普通列車は、身延駅から同駅8時47分発、富士行の上り臨時列車として直通運転を行う。甲府駅を7時46分に発車する鰍沢口行の普通列車と、身延駅を9時7分に発車する富士行の普通列車をつなぐ上り臨時列車も設定。鰍沢口駅8時32分発・身延駅8時57分着とされ、甲府駅から富士駅まで1本の列車として、乗換不要で乗車できるという。

昼の時間帯には、甲府発鰍沢口行の普通列車に接続する鰍沢口駅14時0分発、富士行の上り列車と、鰍沢口発甲府行の普通列車もしくは特急「ふじかわ」に接続する下り列車2本(富士駅11時8分発・鰍沢口駅13時19分着、富士駅13時33分発・鰍沢口駅15時16分着)を運転。夜の時間帯には、身延駅23時48分着の下り普通列車に接続する臨時列車として、身延駅23時51分発・甲府駅0時37分着の臨時列車を運転する。

その他、秋の時期に定期列車の約7割を増結している特急「しなの」についても、増結する列車をさらに拡大。10月21・22日の下り「しなの1・17号」(長野行)、上り「しなの10・26号」(名古屋行)の計4本を2両増車し、8両編成で運転する。