女優の宮崎あおいが14日、都内で行われた是枝裕和監督初の国際共同製作映画『真実』(公開中)の公開記念舞台挨拶に、宮本信子、佐々木みゆ、是枝監督とともに登壇。最近シフォンケーキ作りにハマっていると話した。

真実

宮崎あおい

昨年のカンヌ国際映画祭で日本映画21年ぶりの快挙となる最高賞“パルムドール”を受賞し、 『万引き家族』が興行収入46億を超える大ヒットとなった是枝監督。長編14作目となる最新作にして初の国際共同製作映画『真実』は、カトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュが演じる母と娘の間に隠されたある「真実」を巡る物語で、全編フランスにて撮影された。

日本語吹替え版でジュリエット・ビノシュの役を演じた宮崎は、洋画吹き替え初挑戦。「こういう形で作品に参加させていただいて舞台挨拶をするのは初めての経験で、すごく新鮮な気持ちです」と心境を告白。「DVDをひたすら見て、ビノシュさんがどういう表情でセリフを言っているのか焼き付けました。何が正解かもわからないスタートだったので、どうしたらいいかわからず」と戸惑いを明かすも、「収録自体はとても楽しくて、勝手にビノシュさんと同じ気持ちを共有できているような気持ちになりました」と振り返った。

また、本作にちなんで最近知って驚いた真実を聞かれると、「最近シフォンケーキを作るのにハマっていて、こんなにオイルが入っているんだとか、材料に何を使っているのかわかったときに、オイルはなくしてみたいなとか、豆乳を使ってみようとか、米粉にしてみようとか、自分で試行錯誤しながら一番ベストなシフォンケーキを研究していて、抹茶とかきな粉とかアールグレイとかいろんな味を作っている」とエピソードを披露。「オイルをいっぱい使っているんだって思ったのが“真実”です」と話した。

舞台挨拶では、フジテレビの三田友梨佳アナウンサーが進行を務めた。

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    左から是枝裕和監督、佐々木みゆ、宮本信子、宮崎あおい

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