漫画家・カエルDXさんがTwitterで発表したエッセイ漫画「友達の高校受験の合格発表でサプライズした話」に、注目が寄せられている。タイトルの通り、合格発表のその場で、サプライズにより友人を喜ばせようとするカエルDXさんだが…。リプライにはツッコミをはじめ様々なコメントが集まっている。
友達の高校受験の合格発表でサプライズした話 pic.twitter.com/0o5kNr2wtL
— カエルDX (@kaeru_dx) September 30, 2019
中学生活も終わる冬、カエルDXさんは、友人・U太郎さんが高校受験の合格発表を見に行くのに同行。緊張して「不安すぎる。胃が爆発しそう…」と怯むU太郎さんに対して、カエルDXさんは「ここまで来たら腹くくるしかない!!」と元気づける。「さっさと見に行きたまえ」と、今にも吐き出しそうな友人の背中を叩くカエルDXさんだが、彼にはとっておきの秘密の計画があった。
それは、バッグの中に用意したサプライズグッズ。「早くびっくりさせたい」と思うカエルDXさんだったが、もしU太郎さんが不合格だった場合についてはノープランだったという。周りは受かった女の子たちや、落ちた男の子とその母親など悲喜こもごも。そんな中、カエルDXさんは「ほらお前もはよ見ろて!!」と、友人の背中を押す。U太郎さんの受験者番号は241番。一つ一つ数字を辿っていった先に、その番号はあった。
そこで、「今だ!!」とバッグに手を入れるカエルDXさん。次の瞬間には、他の受験者も大勢集まる中、「おめでとう!!」との言葉と共にクラッカーが盛大に鳴り響いた。先の受かった女の子も落ちた男の子もその光景に、思わず青ざめていく。友人も驚きながら「お前…マジか…」と目を広げる。収拾がつかず、カエルDXさんもただただ呆然としてしまう。なお、カエルDXさんによれば「若さゆえの過ち。。この後無言でこの場を立ち去りました(アホ)」とのことだ…。
リプライには「合否板の前でやるのは…あちゃあ…笑」「呆然としてて草」「離れたとことかでやってたら引かれてなかった」「伝説を作ってて草」とツッコミの声が。一方で「でもね、案外、祝福したい気持ちが先走りする気持ちはわかる」「悪気のない善意が空回りした瞬間…」「悪気はなかったんだ…(震え声)」「誰も悪くない、悪くないよ」と同情のような見解を寄せるユーザーも見られた。
またカエルDXさんは、「自分のイカれエピソードを描く時、ウケるかドン引かれるかマジでわからんからいつもヒヤヒヤしながら描いてるんですけど、今回はどうでしたか」とツイート。これに関しては、「黒歴史を作品に昇華するスタイルすき」「ドン引きされるかもしれないですけど作品を作って発信する行為自体スゴイ」「見てる分にはウケました」「お友達想いで面白いと思いました! 優しさが空回り(?)なエピソード好きです」と概ね好評な様子。
カエルDXさんは、マイナビ学生の窓口、ねとらぼといったウェブメディアや、フリーペーパー「秋コレ」などで、主にレポート漫画を執筆している漫画家。オリジナルのLINEスタンプも販売しており、6種のラインナップで配信している。