アイドルグループ・嵐が出演する日立アプライアンスの新CM「ハピネスの家」が12日から放送されることが4日、明らかになった。
嵐は2010年より同社の白物家電シリーズイメージキャラクターとして起用中。2018年の日立TV CMは、同社の事業スローガン「360°ハピネス〜ひとりひとりに、うれしい暮らしを〜」のもと、新キャンペーンワード「ハロー! ハピネス」を軸として展開されている。
起用10年目ということで、最新CMでは嵐のメンバー全員が登場。木漏れ日が差す、明るい森のなかに置かれたミニ チュアの家を囲み、メンバー全員で日立の家電がもたらす「ハピネス」を本気で考え、語り合う。5人の自然な姿をとらえるため、5台のカメラでメンバー同士が自然に談笑しながらミニチュアの家をのぞき込んでいる様子が撮影され、自然な会話の中から「嵐のメンバーが欲しい未来の家電」といった話も飛び出した。
撮影では、嵐のメンバーはCMのコンセプトである「家電がもたらすハピネス」ということと、カメラの位置のみを伝えられ本番に臨んだ。監督も「時間もあるので、基本、止めないでいきます!」と意気込んでいたが、メンバーそれぞれがミニチュアの家を回り込んで覗きこんだり、肩越しに見てみたり、アドリブで「こんな家に住んでみたい!」と会話がはずんだりと、まるで打ち合わせをしたような動きと会話を見せる。そんな嵐のメンバーの自然な会話に監督も「雰囲気がいいね! 楽しいね!」と大絶賛し、メンバーからも 「自然にやってただけだけど、いい感じだったね!」という満足の言葉が出ていた。
通常よりも多いカメラを使用しているため、アングルが変わる際にセッティングに時間がかかってしまう状況だったが、監督が「撮影の準備できた人は手を挙げて知らせて!」 とスタッフへ声をかけると、嵐のメンバー全員がカメラ前で笑顔で「はい!」と息ピッタリなタイミングで手を挙げ、お茶目なしぐさに現場にも笑いが溢れる。また二宮和也が「どんな家電が欲しい?」とメンバーに聞くと、相葉雅紀が「はい!」と手を挙げ、「みんな欲しいと思うけど、自動セリフ覚え機!」と答え、他のメンバーから「あ〜」と納得の声が。しかし、松本潤に「どこに付けるの?」と質問されると、少し考えた相葉が「ん〜、内臓?」と、まさかの返答で、全員が笑いながらも「(日立さん)に頼んでみなよ!」と提案する。さらに大野も「自動間接照明」と希望したが、全員から「それって……もうあるんじゃない?(笑)」とつっこまれ、照れ笑いを見せていた。
撮影後のインタビューでは、それぞれの「至福の時間」についての質問が。相葉は「仕事終わって、家帰って、ソファーに座って、松本君にもらった体をケアする電気のドリルをガーっと当てながらテレビを見ているとき。一番、至福だなぁ」と回答する。櫻井翔から「テレビの音聞こえるの?」と質問されると、「聞こえるって! そんなにうるさくないよ(笑) 今日も楽屋でやってた」と答え、松本は「(昔と比べて)静かになったんですよ。うれしいな。使ってくれているの」と喜ぶ。さらに松本が大野智のひざを叩き「全然使ってくれないもんね」と抗議すると、二宮も「ビニールすら空けてなかったですよ」と指摘。大野は「これから使う。ツアー用だから」と弁解し、松本から「ツアー、半分終わったよ! もう半分回ったわ!」とつっこまれていた。