夏から秋、季節の変わり目の時期に見頃になる花といえば…? そう、彼岸花です。彼岸とはそもそも”極楽浄土”を意味する仏教用語。このタイミングでいつもお墓参りに行く、なんて方もおられるかもしれませんね。

フォトグラファーのうさだぬさんが撮影した「地獄のように紅い彼岸花」がツイッターで注目を集めていました。

  • 地獄に際立つ彼岸花の美しさ…

  • 「美しい花々に君臨するようだ」と表現する人も

  • 艶やかで恐ろしい何かがこちらを見ているよう

なんという怪しくも美しい彼岸花でしょうか…。背景の緑とのコントラストによって輝く赤がひときわ際立ち、垂れる血のようにも見えてきます。

うさだぬさんは今回、現像前後のビフォー・アフターや撮影時の設定についても解説。「彼岸花を際立たせるため、全体の明るさ、シャドウは下げてハイライトや赤系の輝度と赤系の彩度を少し上げ、赤のどぎつさを強調してみました」「全て105mm f1.4の解放で、時間は午前中、斜めからの日差しが彼岸花の後ろに来るアングルから撮影」とコメントしていました。現像で大きく雰囲気が変わるのが、写真の面白く奥深いところ。赤色が引き立っていたのも頷けます。尚、大阪府内の某所で撮影されたとのことでした。

この投稿を見た読者の皆さんからは、「彼岸花ってこんなにも艶やかなんですね」「毒々しく見えるのに目が離せない」「鮮やかな赤と濃い緑がゾクゾクしますね」と賞賛の声が。中には、「地獄少女の世界ですね」とTVアニメ『地獄少女』を思い起こす人も。

投稿からおおよそ1日で、約1,500件のリツイート、6,500件のいいねが集まり、話題になっていました。