エイチームフィナジーはこのほど、「キャッシュレス決済に関する意識調査」の結果を明らかにした。同調査は9月3日~5日、20歳以上で月1回以上キャッシュレス決済を利用している男女331名を対象にインターネットで実施したもの。
日常でキャッシュレス決済をどれくらい意識しているか尋ねたところ、58.9%が「利用先や利用機会に応じて使い分けながら利用している」、19.6%が「使い分けまではしていないが可能な限りキャッシュレス決済するようにしている」と回答した。合わせると78.5%が日常的にキャッシュレス決済を意識していることがわかった。
月々のキャッシュレス決済支払額について聞くと、「1万円未満」(31.1%)が最も多く、2位は「1万円~5万円未満」(27.5%)だった。半数以上は利用額が5万円未満ということがわかった。
月に1回以上使うクレジットカードは何枚あるか尋ねると、「1枚」(38.1%)が最も多く、「2枚」(32.0%)、「3枚」(15.1%)と続いた。「1枚以上」と回答した人は全体で94.6%となり、ほとんどがクレジットカードを所持し毎月利用していることが明らかとなった。
普段行っているキャッシュレス決済手段について聞くと、44.1%が「クレジットカードと電子マネー」と答えた。「クレジットカードのみ」は21.8%、「クレジットカード・電子マネー・QR/バーコード決済を全て使っている」は19.9%で、クレジットカードと何かを組み合わせて利用されている人が多数だった。
どの電子マネーを使っているか尋ねると、「交通系(Suica、PASMO、ICOCA、PiTaPa等)」(63.9%)が最も多く、次いで、「楽天Edy」(45.5%)、「nanaco」(43.8%)となった。
どのQR/バーコード決済を使っているか聞くと、「PayPay」が72.7%と圧倒的に多かった。2位は「LINE Pay」(38.4%)、3位は「通信系(d払い、auPAY)」(35.4%)だった。
キャッシュレス決済で何を一番重視しているものついて尋ねたところ、「ポイント還元率」(43.5%)が最も多かった。「ポイントの使い道」(14.8%)を合わせると、半数以上がポイントを重視していることがわかった。
メインで使うキャッシュレス決済のポイント還元率を把握しているか聞くと、「なんとなく分かっている」(54.1%)、「完璧に把握している」(19.9%)と、ポイント還元率を意識して利用している人が全体の74%もいることが明らかとなった。