舞浜リゾートラインは25日、東京ディズニーリゾートの各施設を結ぶモノレールのディズニーリゾートラインに、2001年の開業以来初となる新型車両「リゾートライナー(Type C)」を2020年春に導入すると発表した。

  • 新型車両「リゾートライナー(Type C)」外観イメージ

新型車両「リゾートライナー(Type C)」の「C」は、ローマ数字で「100」を意味する。「いつでも どこでも だれにでも ディズニーの世界観を提供したい」を開発コンセプトとし、車内はミッキーマウスをイメージしたカラーと、ミッキーシェイプの吊り革、従来の車両より大きくなったミッキーシェイプの窓などと相まって、いままで以上にディズニーらしさを楽しめる車両となる。

エクステリアは、現在運行しているディズニーリゾートラインのアクセントカラーを踏襲し、2色のグラデーションに変更することで、やわらかく揺らめく波をイメージ。ミッキーシェイプの窓が従来の車両より大きくなり、展望性が向上している。

インテリアは、室内空間が高さ、幅ともに広くなり、シート形状をロングシートにすることで乗降性や居住性が向上。ゲストのニーズに合わせ、各車両にフリースペース、3・4両目にワイドフリースペースを設置し、バリアフリー設備も充実させた。

  • 内装イメージ

  • 展望席付近イメージ

先頭車両にある展望席は、ベビーカー・車いすの利用者にも景観が楽しめるようなシート形状に。ミッキーシェイプの吊り革は高さを3段階にすることにより、こどもから大人まで楽しめるようなレイアウトとなっている。室内照明をLEDに変更し、間接照明にしたことで、やさしさやあたたかさが感じられる室内空間とした。

新型車両「リゾートライナー(Type C)」は2020年春に1編成(6両編成)が運行開始し、2024年度末までに全5編成(30両)を導入する予定とのこと。