お笑いコンビの博多華丸・大吉が、18日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~)に出演。華丸が優勝した『R-1ぐらんぷり』(06年)の決勝直前に大ゲンカしたエピソードを明かした。

博多華丸・大吉の博多華丸(左)と博多大吉

国分太一から最大のケンカを聞かれ、大吉が「基本モメないですけど、唯一モメたのは、『R-1ぐらんぷり』で児玉清さんのものまねで優勝する決勝の何日か前」と返答。大吉はネタを一緒に考えて応援していたが、決勝数日前に華丸が「決勝では児玉清さんをやらない」と言い出し、「急に何を言い出すんだ」と慌てたという。

『R-1』の前に児玉清ネタでとんねるずの番組で2回くらい優勝していたため、華丸は「児玉清さんはさすがに世の中の人も飽きているだろうからここで俺は勝負をかける」と言い、「博多のおじさんがゴルフコンペ会場に間違えてやってきたときのロビーの1人コントをやる」と宣言。大吉は「今まで児玉清さんのものまねで1回戦から全部勝ち進んできた。審査員の先生方もそれを評価しているはずだ」と、ネタ変更を言い出した華丸に激怒したそう。

それに対し、華丸は「福岡から何しに東京に行ったかっていうと、博多弁で博多のネタを世に出す。優勝とか狙ってない。全国ネットで博多弁をしたい」と郷土愛を熱弁し、大吉が「R-1事務局のためにも児玉清さんでいかないとダメだ」と言うも、「なんだ事務局というのは。なんで俯瞰で言うんだ」と納得せず、ケンカ別れに。

結局、華丸は「どうなっても知らんよ。あんたの言う通りやるよ。絶対ウケんと思うけど」と納得していない状態ながらも大吉の意見に従って児玉清ネタで勝負し、見事優勝。華丸は「めっちゃウケた。優勝までしちゃった。それから頭が上がらないように」「やっぱ(大吉)先生の言う通りばい」と振り返り、大吉も「コンビ間の力関係がここでビシッと決まった」と笑いながら話した。