イマジン・グローバル・ケアは9月17日、全国の50~65歳の個人を対象とした「お金と健康に関するアンケート」の結果を発表した。調査期間は2019年8月27~28日、有効回答は1,105人。
現在の貯蓄額を尋ねると、「100万円未満」が最も多く28.7%。以下、「100万円~500万円未満」が23.4%、「500万円~1,000万円」が15.4%、「1,000万円~2,000万円」が13.8%と続き、8割超が2,000万円未満であることがわかった。また自身の貯蓄額は十分だと思うかとの問いには、89.8%が「いいえ」と回答した。
今後の生活のために、定年を迎えても働きたいと思うか質問すると、全体の62.8%が「はい」と回答。男女別では、男性の70.5%、女性の55.2%が「はい」と答えた。
定年を迎えても働き続けることに関して不安に思っていることは、1位「体力が続くか」(59.1%)、2位「気力が続くか」(25.7%)、3位「最新の機器を使いこなせるか」(6.2%)となった。
定年以降、どのような暮らしをしたいか聞くと、「夫婦で旅行に出かけたい」が65.1%と突出して多かったものの、「1人で好きに出かけたい」という人も33.2%いた。
夫・妻に対し、年をとってもどのようなパートナーでいてほしいと思うか尋ねると、全体の1位は「いつまでも健康・体力がある」(43.8%)。2位は、夫から妻へは「実年齢より若々しい」(20.7%)、妻から夫へは「経済力がある」(15.6%)となり、将来を心配してか、現実的な意見を持つ妻が多いことがわかった。