歌手で俳優のディーン・フジオカが、フジテレビ系月9ドラマ『シャーロック』(10月7日スタート、毎週月曜21:00～ ※初回30分拡大)の主題歌を書き下ろした。

  • ディーン・フジオカ

楽曲のタイトルは「Shelly」。事件解決の天才でありながら自らも犯罪衝動を抱えるミステリアスな男“シャーロック”(ディーン)が、実は、過去か未来かまたは現在進行形、人生のどこかのポイントにおいて、自分にとって「運命の女神」とも言える1人の女性“Shelly”を一途に思う…そんなピュアな経験をしたことがあったのではないかという、ディーン本人による着眼点のもと書き下ろされたラブバラードだ。

ディーンは「“シャーロック”の知られざる一面をラブバラードで書き下ろしました。さまざまな不可解な事件や謎を解いてきた“天才”ですが、一歩間違えば自身も犯罪者になりかねない、そんな“犯罪衝動”を抱えた危険な男。そんな男が、謎を追いかけ、真実を突き詰めていく中で、運命に翻弄(ほんろう)されるのと同じように、手が届きそうで届かない“Shelly”という運命の女神に出会ったとしたら…。そんな実際には描かれないアントールド・ストーリーをこの楽曲で表すことで、さらにドラマ『シャーロック』の魅力が、より立体的になると良いなと思って制作したので、ぜひ聴いていただけるとうれしいです」とコメント。

太田大プロデューサーは「初めて聴いたとき、一瞬にして世界に静寂をもたらすようなイントロを聴いて、その世界観にすぐに引き込まれました。スリリングな事件と多くの伏線を回収していく謎解きをスピーディーに魅せていくドラマ本編とはどこか切り離された、置き去りにされた誰もいない場所で、静かに、そして熱く、愛を叫び続けているような印象を受けました。謎が解かれて、傷つく人も救われる人もいる中で、どこか感じてしまう一筋の切なさを感じさせる楽曲でありながら、ドラマが進むにつれて寒くなっていくこの季節にぴったりなロマンティックさも感じられ、ストーリーを一層盛り上げてくれることを確信しています」と期待を寄せている。