何かに熱中してどっぷりハマることを「沼」と表現する。抜け出せないくらいに、魅力に取りつかれて夢中になっていることを示す言葉だ。漫画やアニメから、文房具や食べ物まで、ハマってしまえばそこが沼となる。

アニメ、ゲーム、バンド、アイドルなどハマってしまうと、グッズや作品を集めたり、イベントに出かけたり、好きなものに使う時間が長くなっていく。いわゆるオタク活動をしていると、これは手放せないというアイテムや、墓場まで持っていきたいくらい大切なものが出てくるのではないだろうか。

そこで今回は、マイナビニュース女性会員に、沼における活動で大切にしている3つのものを聞いてみた。

  • 大切にしているものは?

    大切にしているものは?

あなたの三種の神器は何ですか?

■アニメ沼
PC・ずっと使っているシャーペン・らくがき帳
「趣味で二次創作する時の必須道具だから」(35歳/宮城県)

■美容・コスメ沼
美容雑誌・テンションの上がる鏡エリア・今まで集めた化粧品類
「見ていて楽しい気分になる」(41歳/神奈川県)

ずっと使ってきたものや集めてきたものは、自分の大切なものとなるようだ。愛用品やコンプリートしたものなどは、譲れない思いが込められたアイテムとなるのかもしれない。

■美容・コスメ沼
ブランドのグッズ・ぬいぐるみ・ハイブランドの美容品
「幸せやステータスを感じることができるので」(22歳/兵庫県)

■漫画沼
非売品・限定品・ぬいぐるみ
「数が少ないものだから」(28歳/東京都)

貴重なものは持っているだけで、喜びを感じたり、気分を上げてくれたりするもの。サイン入りグッズなどは、思い出が詰まっているため余計に価値あるものとなるのだろう。

■アニメ沼
スマホ・充電器・お金
「情報戦を制してすぐに購入するため」(24歳/愛知県)

■コスメ・美容沼
お金・日焼け止め・日傘

「日焼けは大敵だから」(36歳/東京都)

■バンド・アーティスト沼
ポカリスエット・カロリーメイト・タオルハンカチ
「ぶっ倒れても平気なように」(28歳/大阪府)

■スポーツ観戦沼
うちわ・メガネ・ジーパン
「いかにも、という感じだから」(36歳/東京都)

戦いに特化した三種の神器も。答えはジャンルごとに様々だったが、精力的に活動をしていくうえで、いつものアイテムや譲れないこだわりグッズが生まれてくるのかもしれない。

■アイドル沼
双眼鏡・手作りうちわ・ペンライト
「手作りうちわはファンサービスを貰うための必需品だから」(23歳/茨城県)

■アイドル沼
双眼鏡・ペンライト・動きやすい靴
「重要だから」(32歳/京都府)

■アイドル沼
推しの色のサイリウム・双眼鏡・Twitter
「推しを応援するために必要、(大箱で)推しを見るために必要、オタ友と連絡を取るのに必要」(36歳/福岡県)

アイドルの沼にハマっている人たちの回答で多かったのが、ペンライトやうちわなどのコンサートで使う応援グッズ。生でアイドルを見られる機会に、しっかりと双眼鏡で見たり、ファンサービスを貰ったり、最大限に楽しむための必須アイテムといえそうだ。

■漫画沼
お金・友情・コネ
「いいものが買えないから」(31歳/東京都)

日常生活でも重要になりそうなこの3つ。活動をしていくうえで、仲間とのつながりや関係性は重要なものだといえるだろう。

それぞれのジャンルによって傾向や必須アイテムがあることがうかがえた。人によって大切にするものは様々である。思い当たる三種の神器はあっただろうか。自分は何を大切にするか考えてみるのも面白いかもしれない。

調査期間 : 2019年8月24日
調査対象 : マイナビニュース女性会員
調査数 : 400名
調査方法 : インターネットログイン式アンケート