女優の早見あかりが、映画『僕のワンダフル・ライフ』(2017)の続編『僕のワンダフル・ジャーニー』(9月13日公開)で、日本語吹き替えに初挑戦することがこのほど、明らかになった。

  • 早見あかりが『僕のワンダフル・ジャーニー』で孫娘CJの日本語吹き替えを担当

前作で、50年で3回も生まれ変わり、最愛の飼い主イーサン(デニス・クエイド)との再会を果たした犬のベイリー。続編となる今作でもその“犬生”が終わりを迎え、再びイーサンに別れを告げようとしたベイリーに、「孫娘のCJを守ってほしい」という新たな使命が与えられる。イーサンや妻ハンナ(マージ・ヘルゲンバーガー)とうまくいかなくなったママのグロリア(ベティ・ギルピン)が、突然CJを連れて出て行ってしまったのだ。少女から大人へと成長するまでの揺れる人生に寄り添うため、ベイリーは再び何度も生まれ変わり、CJの幸せのために奮闘する。

このたび、困難な状況も少なくない揺れる人生を、犬のひたむきさに支えられながら少女から大人の女性へと成長していく孫娘CJの日本語吹替キャストを、早見が演じることが決定。日本語吹き替え初挑戦となる早見は「声だけでお芝居をするのは初めてだったので、やりすぎてはいけないし、でもやらないと伝わらないし、という絶妙なラインが、すごく難しかったです。言葉を発する時の息遣いが、日本語と英語で全然違うという事に初めて気づきました」と苦労を明かした。

自身もトイプードルとビション・フリーゼのミックス“ビションプー”と生活している愛犬家とあって「私自身、おこめちゃん(犬)と一緒に生活しているので、こういった作品に関われるという事がとてもうれしく、共感や感動が沢山ありました。そして犬を飼っていない人でも、動物ってこんなに可愛くて、こんなに愛おしいんだなと思える作品になっていると思います」と喜びのコメント。

さらに、シンガーソングライターを夢見るCJはギター片手に歌を披露するシーンもあり、かつてアイドルグループ・ももいろクローバーに所属し音楽シーンを盛り上げていた早見は「一番最初のステージや、そのステージが大きくなるにつれて楽しいし皆に見てもらいたいけど緊張してしまう気持ち、そして一歩踏み出すまでにとても時間がかかる気持ちにすごく共感しました」と自身の歩んできた道のりと重なる役柄を見事に演じきった。

あわせて、日本語吹き替え版の本編抜粋映像も公開された。

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