GMOあおぞらネット銀行は8月28日、「ビジネスパーソンのお金のセンスに関する調査2019」を発表した。調査は7月26~29日、全国の20~49歳男女1,000人を対象にインターネットで行われた。
調査は以下の通り。まず「お金の『貯め方』について、自分にセンスがあると思うか」尋ねたところ、「すごくセンスがあると思う」(8.7%)、「どちらかといえばセンスがあると思う」(29.9%)、「どちらかといえばセンスがないと思う」(38.2%)、「まったくセンスがないと思う」(23.2%)となっている。
また男女・年代別にみると、最も自信を持っているのは「20代男性」(50.3%)、最も自信を持っていないのは「40代男性」(71.7%)となり、男性は若い年代ほどセンスに自信があり、上の年代になるにつれセンスに自信がなくなるという傾向がみられた。一方、女性では年代による差はみられなかった。
そして「お金の『使い方』について、自分にセンスがあると思うか」聞くと、「すごくセンスがあると思う」(5.7%)、「どちらかといえばセンスがあると思う」(33.6%)、「どちらかといえばセンスがないと思う」(42.5%)、「まったくセンスがないと思う」(18.2%)となり、特に40代男性の7割強が「センスがない」と答えている。
続いて「お金の『増やし方』について、自分にセンスがあると思うか」と聞いたところ、「すごくセンスがあると思う」(5.1%)、「どちらかといえばセンスがあると思う」(23.6%)、「どちらかといえばセンスがないと思う」(42.1%)、「まったくセンスがないと思う」(29.2%)となり、全体の7割がお金を増やすことに関して「センスがない」と自覚している。
更に「総合的に判断し、自分に『お金のセンス』があると思うか」と尋ねると、「すごくセンスがあると思う」(7.6%)、「どちらかといえばセンスがあると思う」(31.3%)、「どちらかといえばセンスがないと思う」(41.7%)、「まったくセンスがないと思う」(19.4%)という結果に。
居住エリア別でみてみると、「センスがあると思う(計)」が最も高いのは近畿(44.6%)で、最も低くなったのは中国・四国(24.4%)だった。
続いて、キャッシュレス決済の利用に関して「1年前と比べてキャッシュレス決済の頻度が増えたと思う」か聞くと、「非常にそう思う」(28.0%)、「どちらかといえばそう思う」(32.6%)、「どちらかといえばそう思わない」(19.5%)、「まったくそう思わない」(19.9%)となった。
そして「今後、キャッシュレス決済の頻度が増えると思う」か尋ねると、「非常にそう思う」(29.9%)、「どちらかといえばそう思う」(39.1%)、「どちらかといえばそう思わない」(16.9%)、「まったくそう思わない」(14.1%)という結果だった。
またキャッシュレス決済の手段として「現在利用中のQRコード決済は何か」を聞いてみると、「PayPay」(42.2%)、「LINE Pay」(34.6%)、「楽天ペイ」(34.4%)、「d払い」(23.2%)、「メルペイ」(14.6%)、「OrigamiPay」(9.0%)、「au PAY」(6.8%)、「FamiPay」(6.3%)、「7pay」(4.1%)、「ゆうちょPay」(4.1%)、「その他」(1.2%)となっている。