女優の福原遥が10日、東京・タワーレコード渋谷店で1stシングル「未完成な光たち」リリース記念イベントを開催した。

1stシングル「未完成な光たち」リリース記念イベントを開催した福原遥

イベント後の囲み取材に応じた福原は、歌手デビューを果たした心境について「歌手デビューしたいというのはずっと思っていて、1・2年くらい前からスタッフの皆さんとたくさん話し合っていました」と打ち明け、「ミュージックビデオで、白いワンピースを着て裸足で歌っているんですけど、それも自分がやってみたかったことで、そういう打ち合わせを何回も重ねて、今回こうしてやっとデビューということで、今の心境は"やっとみなさんに届けられるんだな"、"嬉しいなあ"という思いと、こうしてデビューという日を迎えられたことに、たくさんの方に感謝したいなと思います」としみじみと語った。

また、歌手としての目標について福原は「やっぱり全国ツアーはやってみたいなという思いはあります」と目を輝かせ、「安室奈美恵さんが大好きで、初めてライブに行ったときに、パフォーマンスだったり、お客さんと一体になっている空気感に感動してしまって、"明日からも頑張ろう"という気持ちにさせてくれるようなライブだったので、私もいつか、そう思ってもらえるようなライブができたらいいなと夢見ています」と吐露した。

イベントでは、スタッフの想定を超える多くのファンが詰めかけ、すし詰め状態となった会場に福原が姿を現わすと、割れんばかりの歓声が上がり、「熱気がすごい!嬉しいですね」と笑顔を見せた福原は、表題曲『未完成な光たち』とカップリング曲『箱庭のサマー』を披露。さらに大きな歓声に包まれると「すごく緊張しますね。でも楽しいです! リハーサルよりは緊張しなかったです。みなさんの目が温かすぎて安心しながら歌いました」とファンに感謝した。

さらに、イベントではサプライズゲストとしてドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』で共演し、プライベートでも仲がいいという堀田真由がお祝いに駆けつける一幕もあり、堀田が花束を手にしてステージに登場すると、何も聞かされていなかった福原は「ありがとう。なんでいるの?」と驚きとうれしさで涙を流し、堀田は「お芝居とか歌の活動とか、裏でずっと頑張っている姿を見ていたので、今日は(ステージ)裏で聞けて嬉しいです。記念すべき日に来られて、ありがとうございます」とコメントし、福原に花束を渡して歌手デビューを祝福した。

そして、福原の歌手デビューイベントを見届けた堀田は「カラオケだったりで、いつもはるぴょん(福原)の歌声は聞いていて、『3年A組』の役名が涼音(すずね)だったので、いつもカラオケではるぴょんの歌声を聞くと『鈴の音のようだね』っていつも言っていたので、今日も鈴の音のような声が聞けてよかったです」と声を弾ませた。