日本旅行は8日、「熊本デスティネーションキャンペーン」(熊本DC)に連動し、日本旅行団体臨時列車を利用する「貸切12系客車で行く 急行阿蘇の旅」を8月9日15時に発売すると発表した。
急行「阿蘇」は1950年から1980年まで、熊本駅から新大阪・名古屋・東京方面へ直通運行した夜行列車だという。日本旅行は熊本DCの特別企画として、昭和の時代に愛された国鉄急行を令和の時代に復活させ、団体臨時列車「急行阿蘇」としてリバイバル運行する。
「貸切12系客車で行く 急行阿蘇の旅」は9月28日出発限定2日間のツアーとなる。往路は広島駅9時20分頃発・熊本駅19時頃着で、山陽本線・筑豊本線・鹿児島本線を経由し、約10時間かけて運行される。復路は博多駅14時頃発・広島駅20時40分頃着で、鹿児島本線・山陽本線を経由し、約7時間かけて運行される。
使用する客車は旧国鉄12系。4名掛けのボックス席仕様だが、長時間の客車旅を満喫できるように、向かい合わせの4席のうち横並びの2席を占有できる「1/2BOX占有プラン」、向かい合わせの4席を1人で占有できる「1BOX占有プラン」(追加料金必要)を用意する。
今回の運行では、本州内のみオリジナルのヘッドマークを掲出。車内では参加者へ乗車記念品・記念乗車証が進呈される。
1泊2日往復乗車プランは3万2,000~3万8,000円、往復乗車(宿泊なし)プランは2万4,000円で販売され、「1/2BOX占有プラン」は1万1,000円増、「1BOX占有プラン」は2万8,000円増となる。日本旅行・日本旅行サービス・日本旅行オーエムシートラベルなど日本旅行商品取扱い店舗および日本旅行ホームページにて8月9日15時から申込みを受け付ける。