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【この記事のエキスパート】
インテリアコーディネーター:秡川 寿美礼
設計事務所(株)木型屋のむすめの仕事部屋を経て、1998年に(有)エル・エル・プランニングを設立。
「ライフスタイルからインテリアをデザインする」という独自の発想と設計手法で、家具、カーテンなどのセ レクトから、造作家具やリフォームの設計まで、トータルなインテリア空間デザインを得意としている。インテリアコーディネーター、マンションリフォームマネジャーの資格を持つ。
この記事では、利用人数に応じて拡張できるエクステンションテーブルの選び方とおすすめの商品を紹介します。無印やニトリ、カリモク、unicoなど有名ブランドからも販売されており人気を集めています。人気の円形やヴィンテージルックな製品にも注目して選びましょう!
エクステンションテーブルの選び方
それでは、エクステンションテーブルの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】サイズ
【2】デザイン
【3】操作性と安定性
【4】伸縮性をチェック
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】サイズをチェック
【エキスパートのコメント】
エクステンションテーブルのサイズは、基本のテーブルサイズから2〜3段階大きく伸張できるもののほか、無段階に伸張できるものもあり、最大幅が2mを超えるテーブルもあります。まずは日常的にテーブルを使う人数にあわせて基本サイズを決め、伸張のサイズは来客時に対応したい人数と、スペースにあわせて決めるとよいでしょう。
たとえば、4人家族なら基本サイズは140〜150cm前後。来客時の最大対応人数を8人とするなら、ひとり分の幅を50〜60cmと考えて、2〜2.4m程度の幅が必要になります。
【2】デザインをチェック
【エキスパートのコメント】
エクステンションテーブルの甲板(天板)の材質は、木製のものやガラス製のものがありますので、ご自宅のインテリアにあわせて選ぶとよいでしょう。
形状は正方形から長方形に拡張するもの、長方形からさらに長くなるもの、円形から楕円形に拡張するものなどがあります。脚の形状は1本脚、4本脚のものや、脚が回転してせり出し、拡張した甲板の支えになるものなどがあります。脚の形がデザインの印象を大きく左右することもあるので、欠かさずにチェックしたいですね。
またエクステンションテーブルは、基本サイズで使用する場合と、伸張して使う場合ではプロポーションやデザインが変わることになりますので、どちらもバランスよくうつくしいものを選ぶとよいでしょう。
【3】操作性と安定性をチェック
【エキスパートのコメント】
エクステンションテーブルは、商品によって甲板の伸張の仕方が異なります。ワンアクションで伸縮できるものや、内部に収納された追加用の甲板を複数枚取り出してセットするものなどがあります。操作ができるだけシンプルで、軽い力で伸縮できるものを選ぶとよいでしょう。
また、伸張した状態で荷重がかかったときの強度や、甲板の安定性、伸縮操作の際に指を挟んだりする危険性がないかなども、じゅうぶん確認して購入することをおすすめします。
【4】伸縮性をチェック
【エキスパートのコメント】
エクステンションテーブルを伸縮させるたびに、テーブルの配置を調整することになるとちょっと面倒ですね。大きく分けて、テーブルの片側だけを伸張できるタイプと、テーブルを左右に拡張させるタイプがありますので、普段はテーブルの片側を壁につけて配置したいという方は、その反対側だけを伸張できるタイプを選ぶと、いちいちテーブルを移動する必要がなく便利です。
一方、部屋のほぼ中央にテーブルを置いて使いたいという方は、テーブルの両側が均等に伸張できるタイプを選ぶと、テーブルの位置調整をせずにエクステンションテーブルを使うことができます。
なお、伸張方法には、垂れている天板を引き上げて固定する「バタフライ式」や、中央から天板をスライドさせる「センター伸長式」、片側をスライドさせる「片側伸長式」などがあります。