京成バスは7月8日付で、東京の都心と臨海地域とを結ぶ新しい交通システム「東京BRT」の運行を担う「東京BRT株式会社」を設立した。

  • 2022年度以降の本格運行時の路線図

「東京BRT」は、東京都の臨海地域における豊洲市場の開場や環状2号線等の整備、住宅開発などによる交通需要の増加に速やかに対応するため、新たな交通システムとして東京都から京成バスが運行事業者として選定された。

2020年度に京成バスにおいてBRTプレ運行が開始され、新会社は東京2020大会後に予定されるプレ運行2次から運行を開始。2022年度以降の本格運行時には、すべての運行を「東京BRT株式会社」が担う予定となっている。

「東京BRT株式会社」の本社所在地は千葉県市川市。取締役社長は木下良紀氏(京成バス株式会社常務取締役)、事業内容は「東京BRT」の運行など。資本金は7,500万円で、設立年月日は2019年7月8日。株主は京成バス株式会社が100%となる。