吉本興業に所属するタレントで結成されたアイドルユニット・吉本坂46として活動しているお笑いコンビ・レインボーの池田直人。グループ内ユニット・REDのメンバーで、1stシングルの個別CD売上では2位にランクイン、選抜メンバーを上回り男性トップに。2ndシングルに収録されたREDの楽曲「やる気のない愛をThank you!」では、Wセンターに抜てきされた。
そんな人気急上昇中の池田に、吉本坂46の反響や今後の目標についてインタビュー。また、レインボーにとって大きな転機となった日本テレビ系『ぐるナイ おもしろ荘』での優勝による変化を改めて聞くと、元相方・おばたのお兄さんが先にブレイクしたことで追い詰められていた時期があったと打ち明けてくれた。
――REDの人気が高いですが、選抜への思いはあるのでしょうか?
選抜に選ばれなかったときはすっごい悔しかったです。同期のゆりやんレトリィバァやおばたのお兄さんは選抜だったので、すっごい悔しかったんですけど、REDというチームに入らせてもらって、REDで頑張って選抜を抜かそうという気持ちがみんなが高まってきています。
――1stシングルの個別CD売上で堂々の2位に!
最初5位くらいからのスタートだったんですけど、そこから手売りをしてお客さんに買っていただいて、「ありがとうございます」って直接お渡ししたらすごい喜んでくれました。
――吉本坂46で注目されるようになってから変化はありますか?
劇場に来た時に、見たことのないお客さんから「池田くーん!」って声をかけてもらうことが増えました。「吉本坂から入ったんで、初めてコント見ました」みたいな、吉本坂のおかげで来てくれたお客さんもいます。アイドルとして知ってくれたお客さんは、芸人としての姿にちょっと動揺しちゃうかもしれないですけど。「罰ゲーム食らわないで」とか(笑)
――レインボーでの池田さんは女装のイメージが強いですが、吉本坂46の2ndシングル「今夜はええやん」ではんにゃの金田(哲)さんが披露した女装姿も話題になりましたね。
やきもち焼いちゃいました。楽屋でお会いしたときに、「金田さん本気出しましたね」って話しかけたら、「まだ本気じゃないよ」って言われて焦りました(笑)
――池田さんは吉本坂46ではどういうキャラでいきたいと考えていますか?
正直最初は、芸人がアイドルするって恥ずかしかったんですけど、今は吹っ切れるくらいアイドル全開でやった方がいいんじゃないかなと思っています。最初は手を振るのも恥ずかしいんですよ。でも、最後まで手を振るくらいやっちゃおうと、吹っ切れてからはやりやすくなりました。
――吹っ切れるきっかけなどあったのでしょうか?
もともとちょっとだけ好きで、やりたいっていう思いがあったんです。最初は恥ずかしかったんですけど、その恥ずかしさをとろうと意識したら吹っ切れました。
――個別CD売上2位になってからアイドルとしての意識は高まりましたか?
高まりましたね。ちょっと顔を気をつけようかなとか、太らないようにしようかなとか、意識するようになりました。
――「やる気のない愛をThank you!」では、前作を超える高難易度のダンスを披露されていますね。
僕はもともとちょっとだけやっていたんですけど、今回のダンスはダンサーさんも「難しすぎる」とおっしゃっていて、相当焦りました。
――練習はどれくらいされたんですか?
3日間だけなんです。最初は全然そろわなくて、MVを撮っているうちにだんだんみんな上手になっていって、やっと自分たちのダンスになった感じがしました。1曲目よりみんなうまくなっていると思います。