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【この記事のエキスパート】
カラーコーディネーター・イメージコンサルタント:川島 彩子
インポートブランドのショップスタッフ時、人それぞれに「似合う色」「デザイン」がある事を知り「色」と「ファッション」について専門的に学び独立。
現在は、カラーコーディネーター育成や、企業、地方自治体等が主催するファッションセミナーやショップスタッフへの研修を多数行い、受講者には、自分に似合いT・P・Oにあったアイテムを選べるようになった、と定評がある。
また、ファッションに限らず、すべてのアイテムに「色」がある事から、 “整理収納アドバイザー” “照明コンサルタント”の資格を習得し、住宅展示場やインテリアメーカーショールーム等でインテリアカラーコーディネートセミナーを実施し、暮らしをより豊かに快適にする「空間カラーコーディネート」も人気を得ている。
スーツと並んで就職活動に必要不可欠なのがネクタイです。合同説明会やグループ面接、最終面接と段階が上がるにつれて身だしなみにも気をつけたいところですよね。色や柄もさまざまですので、どんなネクタイを選ぶかによって相手に与える印象が変わってきます。この記事では、就活用ネクタイの選び方とユーザー・エキスパート・編集部が選んだおすすめ商品をご紹介します。
就活用ネクタイの色や柄は?
まずは、就活で使うネクタイの色や柄はどのようなものを選べばいいのかをチェックしていきましょう。
就活用スーツに適したネクタイの色
ネクタイによって、就活の面接などで相手に与える印象が変化するため、適した色を選びましょう。
「青・紺系」は誠実・清潔な印象に
青やダークネイビーなどの紺色系は、ネクタイでもオーソドックスなカラーです。知的・勤勉・誠実・冷静などの印象が演出できるのが特徴。
就活だけでなく、ビジネスシーンに適したネクタイの色味として、さまざまな世代の人が利用しています。
定番カラーなので、はじめて就活用のネクタイを買うときにぴったりでしょう。
「水色」は明るくて若々しいイメージ
水色は、基本的には青系と似たような印象を与えるカラーですが、明るめの色合いなので、清潔感や若々しさも出せるでしょう。
また、とくに夏に取り入れると、季節感が増してさわやかなイメージが演出できます。逆に冬場は季節はずれになってしまうため、避けるほうがいいでしょう。
就活用ネクタイの、ベース・柄のどちらにも適した色です。
「グレー」は知的で落ち着いた雰囲気に
グレーは、落ち着いたおだやかな印象を与えられるカラーで、警戒心を和らげられるのが特徴です。また、知的で都会的なイメージもあります。
とくに、保守的な企業や、公務員などの堅い業界での面接シーンに適しているでしょう。ただし、グレーは印象が薄くなりやすい色味のため、企業カラーも調べたうえで選んでください。
「赤・エンジ系」はポジティブなイメージ
赤系のカラーは、心理学的には、やる気を起こさせる色とされています。最終面接など、とくに重要な面接で勝負をしたいときには、赤系のネクタイを身に着けて情熱的に見せるのもいいでしょう。
ただし、一般的な赤だと、リクルートシーンではやや派手な色になってしまうため、より落ち着いたエンジのほうが好ましいです。
「橙・黄色」は活発で社交的な印象に
黄色は、心を弾ませるような楽しい気分になる色合いです。明るい気持ちになることによって相手に親近感が与えられるので、「コミュニケーションカラー」とされています。
また、橙(オレンジ)は、ポジティブな印象が強いカラーです。どちらの色も、就活の面接で明るさをアピールし、元気に見せたいときにはぴったりでしょう。
就活用スーツ適したネクタイの柄
ネクタイには、無地やストライプ・ドットなど、たくさんの柄があるため、用途に適したものを探しましょう。
就活用ネクタイの定番「レジメンタルストライプ」
レジメンタルストライプは、イギリスの連隊旗で生まれた柄です。右上に向かって上がっている、斜めのストライプ柄が特徴。
目を引きやすい柄で印象が強く残りやすいため、ネクタイの定番柄としてポピュラーです。また、反対に左に向かって上がっている柄は、「米国式ストライプ」と呼ばれています。
ビジネスシーンでは、太い線とほそい線を組み合わせたレジメンタル柄が合わせやすいです。
合わせやすい「無地」
無地のネクタイは、もっともシンプルなタイプです。「ソリッド」とも呼ばれていて、織り柄によって異なった表情になるのが特徴。
レジメンタル同様、就活シーンの定番柄になっています。とくにネイビー・ブラウン・ワインレッドの無地ネクタイなら、どんなスーツとの相性がよくて重宝するでしょう。
ただし、剣先が細くデザインされたナロータイは、ファッション性が強くて就活には適さないため注意してください。
親しみを感じさせる「チェック」
チェックは、元気で活動的に見えるのが特徴で、明るい印象を与えたいときにはぴったりの柄です。
明るさをアピールしたい面接では、元気に見せられるイエローカラーとチェック柄の組み合わせが適しているでしょう。また、青・紺のネクタイにチェック柄が入っていれば、フレッシュさが強調できます。
チェック柄が太いものはカジュアルになってしまうため、こまかいチェックを選んでください。
真面目な印象を与える「ドット・水玉」
真面目で落ち着いたイメージのドット(水玉)模様は、どんなスーツスタイルにも合いやすく、おしゃれな柄として人気です。ドットが小粒なものほど、上品な印象になります。
ヨーロッパでは、クラシック・格式高い・エレガントなどのイメージがあり、外資系企業の面接でも活用できるでしょう。ただし、ドットが大きすぎるものは、おおざっぱなイメージで就活シーンには不向きです。
誠実なイメージの「小紋柄・クレスト」
小紋柄は、小さな紋様が散りばめられた、連続性のある柄です。和服柄のため江戸小紋などの伝統柄があり、控えめな配色にデザインされていることが多いのが特徴。柄が小さいものほどクラシックで誠実な雰囲気になります。
またクレストは、ライオン・馬・月などをモチーフにした紋章が配置された、トラッドな柄です。クレストとレジメンタルストライプを組み合わせた柄は、「ロイヤルクレスト」と呼ばれています。
就活用ネクタイの色柄、これは避けて!
就活用ネクタイには、避けたほうがいい色や柄もあります。
まず、慶事や弔事の際にする「白」や「黒」といったフォーマルなネクタイをビジネスの場に使うのはNGです。また、ゴールドなどの派手なネクタイや、キャラクターや大柄のネクタイも就職活動にはカジュアルな印象となってしまうので控えたほうがよいでしょう。
また、大きな柄は基本的にカジュアルな印象を与えてしまうので、就活の場面には不向きです。キャラクターが描かれたネクタイや、一目でブランドがわかるネクタイも就活では控えた方がよいでしょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)