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【この記事のエキスパート】
整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター:坂口 愛
「片付けなくてもいい住まいの収納計画」DRAWER DESIGN坂口愛です。
日々の片付けに追われることがない住まいと暮らしのアイデアを探求し「幸せな笑顔・夢の実現」をコンセプトに独自のロジックによる「必ず片付く数の法則」「片づけなくてもいい住まいの収納計画」を提案。保有資格は整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター・ライフスタイルプランナーを保有。 住まいづくりと経験を活かした暮らしに彩を与えるエッセンスをお伝えしています。セミナー講演、収納モデルルーム設計など、全国にて活動中。
整理収納コンサルタント/暮らしコーディネーター:瀧本 真奈美
株式会社クラシングR 代表取締役
化粧品会社勤務、看護師を経て転職。
整理収納コンサルタント、住宅収納スペシャリスト、時短家事コーディネーター(R)expert他、資格有。
出版書籍6冊、掲載誌は130冊を超える。
専門家として「サタデープラス」「ZIP!」「ラヴィット!」などメディア出演も多数。
SNS総フォロワー19万人のインフルエンサーとして暮らしを提案、執筆、講演、SNSコンサル業務、ショップ経営など幅広く活動している。
本記事では、バスチェアの選び方とおすすめ商品を紹介していきます。リッチェルやアイリスオーヤマといった人気メーカーを中心に、カビや水垢、石鹸カスの汚れの掃除がしやすいアクリル製や、高齢者の介護に使いやすい商品、子供向けの商品などを幅広くピックアップ。
バスチェアや風呂椅子を使用するメリットとは
バスチェアや風呂椅子を風呂場で使用する最大のメリットは、髪や体を洗う際に楽な姿勢を保つことができる点です。
立ちながら洗うとどうしても足の指の間や細かいからだのパーツが洗いにくくなってしまいますが、バスチェアに座れば足の指先までリーチしやすく、細かい部分も洗いやすくなります。
バスタイムをより一層リラックスできる時間にするために、ぜひバスチェアを取り入れてみてくださいね。
バスチェア・風呂イスの選び方
バスチェア・風呂イスは、人によって使いやすい高さやサイズなどがありますよね。購入する際にチェックすると失敗しないポイントを、詳しく解説していきます!
【1】座面の形状は4種類! 使い勝手にあわせて選んで
バスチェアの座面の形状は大きく分けて、丸型、四角の2種類あります。脚の形は「コの字型」「アーチ型」「箱型」「4本脚型」などがあります。
コの字型|カビが発生しにくい
【安定感★☆☆/カビにくさ★★★/掃除のしやすさ★★★】
コの字型の風呂イスは掃除がしやすい形状。意外と汚れがたまる裏側もすぐに掃除がしやすく、継ぎ目がなくカビの発生もしにくいのも特徴です。コンパクトな商品が多く、狭いバスルームにもおすすめです。
アーチ型|安定感がよく掃除もしやすい
【安定感★★☆/カビにくさ★★☆/掃除のしやすさ★★☆】
バスルームの床との接地面もそれほど多くなく、カビが生えにくい形状のアーチ型。座った際の安定感もあるので、座り心地と掃除のしやすさの両方を求める方に向いています。
箱型|安定感はピカイチだが湿気は逃げにくい
【安定感★★★/カビにくさ★☆☆/掃除のしやすさ★☆☆】
箱型は床との接地面が広いので、最も安定感があるのはこちらのタイプ。ただし、風呂イスのなかの湿気が逃げない分、カビや水垢には注意が必要です。
4本脚型|床に触れる面積が狭く、水が残りにくい
【安定感★★☆/カビにくさ★★☆/掃除のしやすさ★★★】
4本の脚があるタイプ。比較的座面の高さが高いタイプに多く、椅子のように座りたい方におすすめです。床との接地面が少ないので、滑り止めがしっかりしているかなどを確認しましょう。
【2】座り心地・カビにくさを左右する「素材」を選ぶ
バスチェア・風呂イスの素材には、「アクリル」「ポリプロピレン」などのプラスチックや、「木製(ヒノキやヒバ)」があります。素材は見た目の印象、座り心地、カビの発生やお手入れのしやすさなどに関わります。
アクリル|耐久性やデザイン性に優れている
風呂イスのなかで、ポピュラーな素材はプラスチックです。そのなかでも、せまい浴室に向いているのはクリアのアクリル。存在をあまり感じず、圧迫感なく使うことができます。
また耐久性に優れているのも特徴。値段が少し高めなものがおおいですが、おしゃれな風呂イス(バスチェア)が欲しいという方には特におすすめです。
ポリプロピレン|耐熱性に優れ、軽い素材
手放すときのことを考えるなら、ポリプロピレン製がおすすめ。燃やしても水と二酸化炭素しか発生しないといわれています。また、耐熱性に優れていてプラスチックの中でも軽く安価で購入できるため、すでに自宅のバスチェアとして使ってる方も多いはず。
着色が容易なのでカラーバリエーションも豊富で、お風呂のインテリアに合わせて色味のあるものを購入しても良さそうですね。
木製|温泉気分を手軽に味わえる
浴室に温泉気分を手軽に取り入れるなら、桧(ヒノキ)やヒバなどの木製素材。木のいい香りとともに贅沢な入浴時間を過ごせるだけでなく、寒い時期にも冷たく感じることなくゆったりと座ることができます。
プラスチックと比較するとカビやすいため、使用後は石鹸カスを洗い流し、通気性の良い場所でしっかりと乾燥させたり、こまめな手入れが必要になります。
【3】20~40cm前後が主流! 座面の高さをチェックして
市販のバスチェアの高さは、20~40cm前後が主流です。お風呂が狭い、コンパクトに収納したいなら座面高は20cm程度がおすすめ。バスカウンターの下に収納しやすい高さです。
コンパクトさを求めないなら、普段くつろぐときに座るソファや椅子の座面の高さを基準に選ぶのがおすすめ。ソファに座る感覚で選ぶなら30cm程度、ダイニングチェアの高さで選ぶなら40cm程度のものがいいでしょう。
【4】お手入れのしやすさ、防カビ・抗菌加工に注目
バスチェアは、お掃除をさぼるとすぐにカビや水垢、石鹸カスなどで汚れてしまいます。抗菌効果のある銀イオン加工がされている素材のものや、凸凹や継ぎ目がないデザインのバスチェアを選ぶと、お掃除がしやすく継ぎ目に汚れが溜まらないメリットがあります。
使わないときには水切りをじゅうぶんにして乾燥させられるように、バスタブなどに引っ掛けられるタイプもおすすめです。
【5】赤ちゃんや介護用には、専用のバスチェアを用意しよう
【エキスパートのコメント】
高齢のご家族がいて、足や腰に支障がある場合は座面が高いものを選ぶといいでしょう。さらに、安定感を重視するのであれば背もたれのあるタイプを、介護が必要な方は転倒防止に留意されたデザインのものがおすすめです。
皮膚に直接触れる風呂イスは、清潔にたもつ必要があります。とくに、お子さんが小さい方やご年配の方、免疫が低下しやすい方がいる場合には、じゅうぶん注意が必要です。
バスチェアを赤ちゃんや介護のために用意する場合は、それぞれに特化したものを選びましょう。
赤ちゃん用バスチェアと介護用のバスチェアは、以下の記事で詳しく紹介しているのであわせて参考にしてみてください!
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)