俳優の三浦春馬が10日、都内のスタジオで行われたカンテレ・フジテレビ系ドラマ『TWO WEEKS』(16日スタート、毎週火曜21:00~ ※初回15分拡大)の制作発表会見に出席。娘役を演じる子役の稲垣来泉(くるみ)に、メロメロになっていることを明かした。
殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城大地(三浦)が、突然存在が明らかになった白血病の娘・はなを救うために逃亡する2週間のタイムリミットサスペンスの同作。現時点で三浦は「ほぼ1人で険しい表情や苦しい感情と向き合っているんですけど、昨日久々に出演者の皆さんとお会いして芝居もできて、いかにうれしかったか! ずっと寂しい思いをしてたんです」と孤独な撮影が続いているようだ。
それだけに、娘役の稲垣と過ごす時間は「しびれます。すごく癒やしになってます」とのこと。「撮影に入る前は、ここまで首ったけになる感じじゃないだろうなと思ったんですけど、現場で一緒に撮ってる写真が何枚かありまして、それを(携帯の)待受にさせてもらって、現場の合間にふとした瞬間、時間を確認するごとに見れるので、本当に心の支えになってます」と告白し、「実の親御さんになんて言ったらいいか…。疑似体験として、いい経験をさせてもらってます」と語った。
一方、結城の元交際相手で、はなの母親役を演じる比嘉愛未も、稲垣にメロメロで、「私自身、今まで自立した女性、気が強い女性の役柄が多かったので、母性とか優しさが出るかなと思ってたんですけど、(稲垣を見て)もうダメですね(笑)。もう見つめられるとダメです」とノックアウト寸前。
さらに、「母としてよりも、これは若干、恋なんじゃないかと思うくらい、現場でもずっと目で追ってしまうし、そばに居てほしいし。撮影終わって『じゃあね、バイバイ』した後は、心がキューとなるんですよね。彼女が本当に純粋にそのまま居てくれるからこそ、空気を浄化してるというか、優しく包んでくれると言うか、一番のアイドルじゃないかと思ってます。助けられてます。ありがとう」と呼びかけると、稲垣は「どういたしまして!」と満面の笑みで応じた。
そんな稲垣は、撮影現場で走り回って疲れてしまい、本番中にセリフを言いながら寝てしまったことがあったそう。三浦は「女優さんでなかなかできないよ。肝っ玉据わってるね」と、“親バカ”になって感心していた。