チームスピリットは7月9日、7月24日の「テレワーク・デイ」を前に実施したテレワークに関する調査結果を発表した。調査期間は2019年5月13~15日、調査対象はチームスピリットユーザー企業(社員)で、有効回答は194人。

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    貴社のテレワークに関する状況を教えてください

自社のテレワークに関する状況を尋ねたところ、「一部社員が行っている」が44.85%、「全社員で行っている」が4.64%と、約半数がテレワークを実施していることが判明。他方、「現在は行っていないが、導入予定がある」と「今後も行う予定がない」は同率の24.74%、「過去に行っていたがやめた」は1.03%となった。

「全社員・一部社員が行っている」「過去に行っていたがやめた」と答えた人に、テレワークを行って得られるメリットを聞くと、1位「生産性の向上」(66.30%)、2位「多様な人材の獲得」(61.96%)、3位「社員の仕事へ対するモチベーションの向上」(45.65%)と続いた。

一方、テレワークのデメリットについては、1位「労務管理の難しさ」(60.87%)、2位「情報セキュリティ上の問題」(42.39%)、3位「会社としての一体感・コミュニケーションの低下」(27.17%)と、労務管理やセキュリティの問題をあげる声が多かった。

「現在は行っていないが、導入予定がある」「今後も行う予定がない」と答えた人に、テレワークを行っていない理由を問うと、1位「労務管理上の難しさ」(54.95%)、2位「情報セキュリティ上の問題」(41.76%)、3位「会社としての一体感・コミュニケーション低下への不安」(35.16%)と続き、上位3位はテレワークを行っている企業が感じるデメリットと同順位となった。