女優の深田恭子が7日、フジテレビ系ドラマ『ルパンの娘』(11日スタート、毎週木曜22:00~ ※初回15分拡大)の制作発表会見に出席し、劇中で披露する“泥棒スーツ”への印象を語った。

  • 深田恭子(左)と泥棒スーツ姿((C)フジテレビ)

深田演じる泥棒一家“Lの一族”の娘・三雲華が、警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)と真剣交際しながら、ついつい一家の泥棒の手助けをしてしまう同作。

劇中では、ボディラインの見えるワインレッド色の“泥棒スーツ”を着用するが、深田は「最初に衣装合わせで1人で着たときは『どっから撮影されてどう映るんだろう…どうしよう恥ずかしい、どうしよう、どうしよう…』って“どうしよう”でいっぱいだったんですけど、皆さんで一斉に着て予告用の撮影をしたときは、強そうな気持ちになってちょっとうれしくなりました」という。

さらに、深田が「逆に瀬戸さんがスーツだったので、『こっちのほうが楽しいでしょ?』って優越感に浸りました(笑)」と言うと、瀬戸は「僕も着たいです。作ってもらいたいです。どっかの話でないですかね(笑)」とうらやましがっていた。

深田の母親役を演じる小沢真珠は「(体に)ピッタリに作られているので、ちょっと体形が変わると着れないんです。毎日ヒヤヒヤしながら撮影してる感じです」とプレッシャーを語り、兄役の栗原類は「自分で言うのも大変恐縮ではあるんですけど、Lの一族でこういう衣装を着て一番似合うのはダントツ自分だと思います。ジャストサイズで作られているので、本当に気をつけて生活をしなきゃいけないという不安があるんですけど、着たときにドレスアップした気になって、『これから格好つけられるぞ』って思えるので、すごく楽しいです」と感想をコメント。

しかし、父親役の渡部篤郎は「みんな良いこと言ってるけど、暑いよ~本当に」とボヤき、「この前、ダクトを歩くシーンがあって、(スタッフに)『1回やってみてよ』って思うわけ。簡単に言うから。それをやってるうちに、本当に近年ないくらい汗かいて、それくらい暑い」と愚痴が止まらない。

そんな渡部に、深田は「ちょっと恥しいお芝居でも(ベネチアン)マスクをしてるとできますよね」とメリットを提示したが、渡部は「でも、(撮影)終わってから控室に戻るときは人に見られたくない」と本音を漏らしていた。

  • (前列左から)瀬戸康史、深田恭子、渡部篤郎 (後列左から)栗原類、小沢真珠、大貫勇輔

  • 『ルパンの娘』ポスタービジュアル (C)フジテレビ