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【この記事のエキスパート】
インテリアコーディネーター:齋藤 令子
インテリアコーディネーター・雑貨コーディネーターとして、個人邸・マンションの内・外装、マンションのスケルトン・インフィルのプラン、マンションのモデルルーム、住宅メーカーのモデルハウス、TVスタジオのスタイリスト、TVCM・カタログ製作撮影スタイリスト、商空間デザイン等のデザイン関係、キャリアアップスクール・大学での講師。
フラワー・ガーデンデザイナーとして、ウェディング、ガーデンデザインを手掛ける。
花を飾るためだけのものからインテリアとしても活用される花瓶。この記事では、花瓶の選び方と、アンティーク調のものや北欧風のものなど、プレゼントや贈り物にも使えるおしゃれなおすすめ商品をご紹介します。記事後半には、各通販サイトのランキングもあります。
花瓶の選び方
まずは、花瓶の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは、形状・サイズ・素材の3つです。一つひとつ解説していきます。
花の背丈や量に合わせて形状を選ぶ
つぼ型|初心者でも使いやすい
「お祝いやプレゼントで花をもらったけど、どの花瓶を選べばいいのかわからない!」
「なるべく花瓶は増やしたくない。汎用性の高い花瓶がほしい!」
こんな人にはつぼ型がおすすめです。口がすぼまっているつぼ型は、口径が広すぎないため花が散らばることが少なく、初心者でもきれいに花が生けられる花瓶です。飾る花を選ばないためひとつ持っておくと重宝するでしょう。
筒形|背丈の高い花や枝ものを生けるなら
筒形の花瓶は、安定感があり倒れにくいのが特徴。プレーンなシルエットなので、どんな雰囲気の部屋にもしっくりとなじみやすいです。
ユリやヒマワリなどの背が高く大ぶりな花や、ウメやサクラなどの枝ものなどを生けるのに適しています。最近は、白ラッカー仕上げの枝やフェイクの白枝をオブジェとして飾る人も増えています。
ラッパ型|ブーケを生けるのにぴったり
生ける本数が多い場合や、ブーケを生ける場合は口が広いラッパ型が便利です。つぼ型よりも花に動きをつけやすいので、生け方によってさまざまな見せ方ができます。ただし、口径が大きすぎると花瓶はかえって花が動きすぎてしまうので、初心者の人は少し小さめのものを選ぶとバランスよく生けやすいでしょう。
気軽に使える「一輪挿し」
花を一輪挿すだけで完成する一輪挿しはとても使いやすく、初心者や一人暮らしの人が最初に選ぶ花瓶におすすめの形です。一輪挿しはサイズが小さいものが多く、壁に吊るす壁掛けタイプやテーブルにおくタイプなどがあります。
場所を取らないので玄関や食卓などに気軽に花を飾ることができます。野花やドライフラワーを挿してもかわいいです。ただ、口径が小さいものが多いく内側が洗いにくいため、一輪挿しを購入するときは中を洗うためのブラシなども合わせて購入するといいでしょう。
花とのバランスを考えてサイズを選ぶ
花瓶の高さや口径などのサイズも合わせて確認しておきましょう。美しく見える花と花瓶の比率にはさまざまありますが、初心者の人はまずは下記のポイントをふまえて選んでみてください。
◆高さ
花瓶と花瓶から出ている花の部分が「1:1」になるような高さの花瓶を選ぶと全体のバランスがとりやすいです。
◆口径
口径が10cmくらいのものを選ぶと、すっきりとまとまりのある見ために仕上がります。お手入れもしやすいのでおすすめです。
部屋の雰囲気や好みに合わせて素材を選ぶ
ガラス製|生ける花を選ばず、どんなインテリアにも合う
ガラスの花瓶は、どんなインテリアにもなじみやすく、重さがあるため花を飾ったときの安定感があり使いやすいです。また、劣化しにくい素材のため長持ちするでしょう。
一方で、高いところから落としてしまったり、強い衝撃を与えたりすると割れてしまうデリケートな一面も。扱いには注意が必要です。また、透明なので水の濁りや汚れなどが気になりがち。こまめに水を替える必要があります。
陶器製|来客時に一目につきやすい場所にぴったり
陶器製は、重厚感や高級感のある風合いが特徴的です。リビングや玄関先など来客時に目につく場所に置くのも良いでしょう。また陶器には和風やアンティーク調、北欧風の商品などさまざまな種類があります。
ただし、ガラス製と異なり花瓶の中身が見えないため、汚れや水の濁りがないかをまめにチェックするようにしましょう。
プラスチック製|安いものが多く、軽量で割れない
子どもやペットなどがいるのであれば軽量で落としても割れないプラスチック製の花瓶はとても便利。100均などの安価な商品も多く、たくさん部屋に置いたりいくつかの部屋に置くこともできます。
お手入れもほかの素材と違って簡単なのですが、日光などで劣化してしまう可能性があるので注意しましょう。
木製|和モダンや北欧風インテリアとの相性◎
ウッディでモダンなインテリア、北欧風インテリアに合わせたい人には木製の花瓶がおすすめです。一つひとつ異なる木目や木が醸し出す温かい雰囲気が、見るだけでホッと落ち着いた気持ちにさせてくれます。
水が染み出してこないか心配になりますが、花瓶の中にガラス製の容器がセットで入っている商品も多く、安心して花を生けることが可能です。
花やインテリアとの色のバランスで選ぶ
白や透明などシンプルなデザインの花瓶を一つ持っておくと、どのような色の花でも合うのでおすすめです。
色付きの場合は、インテリアと同系色の花瓶を選び、花は花瓶の色の補色を選ぶことで、全体的にまとまりのある雰囲気に仕上げることができます。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)