テレビ東京の佐久間宣行プロデューサーが2日、東京・台場のフジテレビで行われた同局のトークイベント『久保みねヒャダこじらせライブ VOL.20』の夜公演に登場し、出演者とスタッフとしてそれぞれ携わる2つの番組の裏話を語った。

  • (左から)能町みね子、久保ミツロウ、ヒャダイン、佐久間宣行プロデューサー

今年4月から、テレ東の社員でありながらニッポン放送で『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』でレギュラーを担当している佐久間P。番組スタッフは10歳年下だそうだが、「基本的には(声を出して)笑ってくれないんです。ニヤニヤしてるだけなんですけど、本番終わった後、すげぇダメ出ししてくるんですよ」という。

具体的には「台本に戻った時にバタバタしちゃうんですよね」「今日ゲップ3回しましたからね」などと指摘されるそう。佐久間Pは「番組が始まった時に『オールナイトニッポン0は、早めに成長しないと終わっちゃうんですよ。だから佐久間さん、早く成長してもらわないと困るんですよ』って言われて、10個下のスタッフに(笑)」とその理由を明かしつつも、「すげえ(ダメ出し)言われるから、この間LINEで『もうちょっと優しくしてほしい』って言いました(笑)」と思わず要望したそうだ。

ただ、「『レーティング(聴取率調査週)は、佐久間さん自分でブッキングしてください』って言われる。衝撃ですよね。全ゲスト自分で連絡してるんですよ!?」と、人脈を頼られているとのこと。「だから次のスペシャルウィークは、自分で千鳥に電話して来てもらいます。頼み方は『オレの夢なんで』って言って(笑)」と、口説き落としていることを明かした。

一方で、自身がスタッフとして担当するテレ東『ゴッドタン』のキャスティングスタッフは全員女性。しかし、おそらく“日本で一番セクシー女優に詳しい”という能力を手に入れた彼女たちに、「佐久間さん、このスキルどこにも生かせません!」と言われてしまったことを明かした。

『ゴッドタン』はスタートして14年になるが、セクシー女優に詳しい女性スタッフの1人は、学生時代に引きこもっていた時期、「『ゴッドタン』を死ぬほど見て、心の支えになって死ぬのをやめたくらいです」と救われたのだそう。だが、佐久間Pが「何が楽しみだったの?」と聞くと「相澤仁美が出た『おっぱい見せて』の回です」と返答され、「それで人生立ち直ったのか(笑)」と、思い出してツッコんでいた。

この模様は、フジテレビなどできょう21日(深夜2:55~3:55)に放送し、後日、同局の動画配信サービス・FODで配信。次回のライブは、『久保みねヒャダホールツアー第2弾in豊橋』で、ミラクルひかるをゲストに迎え、29日に愛知・アイプラザ豊橋で開催される。その次のライブは、7月28日に東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われ、夜公演にはハライチの岩井勇気が登場する。

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