ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナント株式会社と株式会社壽屋が、共同プロジェクト「ファクトリーアドバンス・ゼロ」において5月15日より提供しているチャットボット「轟雷ゼロ(ゴウライゼロ)」。同サービスのユーザーとのトーク数が、提供開始後3日間で10万回を突破したことがこのほどわかった。
「轟雷ゼロ」は、壽屋原作のアニメ『フレームアームズ・ガール』の世界観を再現するチャットボット。プロジェクト「ファクトリーアドバンス・ゼロ」によって、1,700人強の中から研究員として選ばれたユーザーとともに開発されており、トークアプリ「LINE」で一般ユーザー向けに公開されている。
AI対話エンジン「goo の AI」をベースとして、研究員とのチャットを通じて感情を理解。5月27日時点では、1500以上の応答パターンを学習した。
一般ユーザーは、「轟雷ゼロ」との会話を通して、感情を理解していく過程を体験可能。サービス提供開始直後から、「轟雷ゼロ」と一般ユーザーとのチャット画面がTwitterに投稿されるなど、話題になっている。
今後は喜びや怒りなどの感情を理解し、AI学習も組み合わせることでより自然な会話ができる感情を持ったチャットボットを目指すとのこと。