お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、9日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、お笑いコンビ・カラテカの入江慎也が詐欺グループからの闇営業の仕事を吉本所属芸人に仲介した問題についてコメントした。

松本人志

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7日発売の写真週刊誌『FRIDAY』では、2014年末に行われた振り込め詐欺グループの忘年会に、カラテカの入江慎也、雨上がり決死隊の宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号の田村亮、レイザーラモンHG、ガリットチュウの福島善成らが出席していたと報道。芸人たちの出席を仲介していたという入江は、吉本興業から4日付けで契約を解除された。出席していたとされる芸人らも謝罪したが、入江含め、出演料などは受け取ってないという。

このことについて松本は、「何らかのお金は出ていると思う。それがどういう風に分配されたのか、それはちょっと分からない」「ただ、宮迫でいうと別にお金どうこうじゃなくて、入江に頼まれて『ええよ』とパッと顔出したんだろうなと推測できる」「でも、一切お金が出ずにあれだけのサービスすることは、僕はないと思う。正直言います」と見解を示した。

一方で、「全然かばう気ないんですけど」と前置きしつつ、「僕も入江知ってるからね、どこかでたまたま誰かとご飯食べている時に入江から連絡あって、『ちょっと兄さん、顔出してください』と言われたら」と自身に置き換え、「行く可能性はあります」という見方も。神妙な表情で、「お金は僕はもらわないやろうけども、非常にこれは難しいところです」と吐露した。

入江本人とも電話で話したといい、「『これはお前が悪い。ペナルティも仕方がない。大人しくしとけ』としか言えなかった」と内容を明かし、「他のメンバーに関しては、みなさんがどういう風に判断するか。吉本興業が決めることで、松本興業は何とも言えない」と笑いを誘いつつ、明言を避けていた。