もうすぐ夏のボーナスが支給される時期。今年のボーナスはいくらぐらい支給されるのだろうか? マイナビニュース会員306名にアンケートを実施、ボーナスの予想金額やその金額を予想した理由もあわせて聞いた。

  • 支給されるボーナスの金額は?

    支給されるボーナスの金額は?

Q.支給されるボーナスの金額は、いくらくらいと予想されますか?

1位: 10万円以上30万円未満(30.7%)

2位: 30万円以上50万円未満(26.3%)

3位: 50万円以上70万円未満(14.3%)

4位: 90万円以上(11.6%)

5位: 10万円未満(10.0%)

■10万円以上30万円未満

・「おおむねこれくらいだというのが組合から言われているため」(35歳女性/精密機器/事務・企画・経営関連)
・「今年3月末に定年退職して契約社員になり、月収が減ったことと、業績がよくないことから」(60歳男性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)
・「もともと少ないので。出るだけましかな、という感じです」(57歳男性/医療・福祉・介護サービス/事務・企画・経営関連)
・「毎年、業績が悪化しているのが目に見えてわかるので、よくて平年並みの額が支給されればよいと考えているから」(51歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)
・「昨年度より業績はよかったのですが、従業員も2名増やしているので、例年通り変わらず予想です」(50歳女性/専門店/販売・サービス関連)
・「去年より業績がよかったので、春季に追加のボーナスが出た」(67歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)

■30万円以上50万円未満

・「変化を嫌う社風なので。踏襲することが予想される」(46歳女性/教育/事務・企画・経営関連)
・「業績と個人成績が去年よりよかったため」(30歳男性/ホテル・旅館/営業関連)
・「ボーナスは毎年同じくらいの金額で、基本給をベースにして計算されているようですので、勤続年数で少しずつ上がっていっている感じです。業績がよくても悪くても、あまり影響していない気がします」(52歳女性/サービス/その他・専業主婦等)
・「これから景気が減速していくものと思われるから」(47歳女性/専門商社/事務・企画・経営関連)
・「めちゃくちゃもうかった」(50歳男性/その他/IT関連技術職)
・「公務員であるため、俸給が決まっているから」(35歳女性/警察・消防・自衛隊/公共サービス関連)

■50万円以上70万円未満

・「春闘の一時金の回答が、去年と同じぐらいだったので」(36歳男性/その他電気・電子関連/メカトロ関連技術職)
・「業績は去年よりもよく、基本給から算出すると、その金額帯での支給で間違いないと思ったため」(45歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「例年前年度実績にプラスして加算・加味されることが今までの流れであるため、予想額はある程度堅いと感じているから」(29歳男性/リース・レンタル/営業関連)
・「昨年と同じぐらいの業績だったので同じぐらいかなと思いますね」(36歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「業績は変わらないが、米国と中国の関税や景気動向の見通しが厳しそうなため、前年支給額より若干マイナス」(54歳男性/専門店/営業関連)

■90万円以上

・「ここ10年変わらない」(55歳男性/ガラス・化学・石油/その他技術職)
・「昇進したから」(40歳女性/その他/IT関連技術職)
・「昨年よりは業績は下がっているが、ボーナス自体は一気に落ち込むことはないだろうと思うから」(50歳男性/精密機器/IT関連技術職)
・「業績は平行線だったが、昇格したため、歩合給などがアップされると予想。あとは期待もこめて!」(46歳男性/総合商社/事務・企画・経営関連)

■10万円未満

・「長期の休みをもらっていたため」(29歳女性/専門店/営業関連)
・「正社員ではないので」(58歳女性/その他/事務・企画・経営関連)
・「昨年より業績が悪かったため」(45歳男性/建設・土木/技能工・運輸・設備関連)
・「毎年、同じ金額だから」(42歳男性/ビル管理・メンテナンス/その他・専業主婦等)

■総評

調査の結果、ボーナスの予想支給額は「10万円以上30万円未満」(30.7%)がトップだった。2位は「30万円以上50万円未満」(26.3%)で、3位は「50万円以上70万円未満」(14.3%)、4位「90万円以上」(11.6%)、5位「10万円未満」(10.0%)と続いた。

それぞれの金額を予想した理由を聞いてみると、金額に関係なく、「昨年と同じくらい」「毎年変わらない」と答えた人が圧倒的に多かった。また、会社の業績が悪かったからといって、必ずしもボーナスの支給額が下がるというわけではなく、「ボーナス自体は一気に落ち込むことはないだろう」という人や、「業績は平行線だったが、昇格したため、歩合給などがアップされる」という人もいた。その一方で、「長期の休みをもらっていた」「正社員ではない」といった理由で10万円未満と予想した人もいた。

業種や職種、雇用形態によっても支給額は異なるようだが、無駄なく大切に使ってほしいものだ。

※写真と本文は関係ありません

調査時期: 2019年5月20日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 306名(男性239名、女性67名)
調査方法: インターネットログイン式アンケート