女優の仲間由紀恵が、日本テレビ系ドラマ『偽装不倫』(7月スタート、毎週水曜22:00~)に出演することが21日、明らかになった。主演・杏の姉役で、同局のドラマには約6年ぶりの出演となる。
杏演じる独身の主人公・鐘子が、一人旅で出会った宮沢氷魚演じる年下のカメラマン・伴野丈に「既婚者」とウソをついたことから始まるラブコメディの同作。仲間が演じる鐘子の姉・吉沢葉子は、誰もがうらやむ理想の夫がいるにもかかわらず、天真爛漫(らんまん)な年下の男と“本物の不倫”をしてしまうという役柄だ。
仲間は、東村アキコ氏の原作を読んで「すごく面白くて」と感想を述べながら、「決してドロドロしておらず、自分の幸せって何だろう?と一生懸命探している、思わずクスっと笑ってしまうような登場人物たちの姿が明るく描かれています。葉子が最終的に、どんな幸せを見つけていくのか、私自身もとても楽しみに思っています」と期待。
杏とは初共演だが、「ちょっとかわいくウジウジしている感じとか、ごまかそうとしてごまかしきれていない感じがかわいらしくて、いい雰囲気だな…と。杏さんの方が年下なのですが、しっかりしているので、頼りがいのある妹です」と印象を語った。
仲間とは『ごくせん』(2002年)から仕事をしている加藤正俊プロデューサーは「生徒たちに熱く語りかけたあの“ヤンクミ”から一転、今回は、夫がいながら不倫の恋に落ちる役に挑戦していただくことになりまして、プロデューサーとしては感慨深いところがあります」とコメント。その上で、「様々な思いを抱えた難しい役ですが、私自身も、“今まで見たことのない仲間由紀恵”を見てみたいと思って出演オファーしました」と起用理由を話している。