
◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
整理収納アドバイザー:鈴木 久美子
整理収納アドバイザー1級、クリンネスト1級、住宅収納スペシャリスト、色彩検定2級。
個人宅の整理収納サポート(お片付け)を中心に、整理収納に関するセミナー講師、Web記事も多数執筆中。「暮らしを整え、人生を豊かにする」Classy Life代表。雑誌のレポーターとしても活動し、生活を楽しくする情報を発信。
子どもがいても、狭いマンションでも、スッキリと美しい暮らしを目指しています。
レンジボード・レンジ台は必要な家電類を一カ所にまとめて置くことができる便利な収納家具。本記事では、レンジボードの選び方とおすすめ商品を紹介。幅60・80・120cmなど様々なサイズの商品、一人暮らしで使いやすいスリムな商品、おしゃれなデザインなど厳選しました。
レンジボードの利便性
電子レンジはもちろん、炊飯器やIHコンロ、オーブントースターやケトルなどキッチンにはさまざまな家電が置いてあります。よく使う家電なだけに一回一回しまうのも面倒……。そんなときにあると便利なのがレンジボードになります。
キッチンまわりの家電をまとめて管理でき、なおかつ配線などもまとめられるためキッチンを効率よく使うことができます。ボタン式の延長コードを利用していつでもスイッチのオンオフができるようにすると、節電にもなるためおすすめです! また、カップボードなどと呼ばれる収納一体型の商品もあるため、お気に入りの食器などと一緒にリビングに置いておくとおしゃれな雰囲気になりますよ。
レンジボードの選び方
それでは、レンジボードの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の7つ。
【1】レンジのサイズ
【2】天板の耐荷重
【3】レンジ周りのスペース
【4】素材
【5】組み立て方
【6】コンセントの数や配線穴
【7】デザイン
上記の7つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】レンジのサイズをチェック
レンジボードを選ぶときは、手持ちのレンジのサイズや重さに合ったものを選ぶことが大切です。レンジボードを購入する前に、取り扱い説明書などで正確な数値を把握しておきましょう。
まずはレンジボードを置きたい場所を考え、横幅、奥行、高さをチェックしましょう。そのなかでも、特に意識しておきたいのが高さです。上置き棚(たんすなどの上に置く小さな戸棚や箱)があると収納が増えるメリットがありますが、キッチン窓をふさいでしまうと圧迫感がある可能性もあるため、しっかり確認してみてください。低めの腰高タイプは収納が少なくなりがちな反面、調理スペースとして活用することもできるため、キッチンが狭い場合に有効です。
【2】天板の耐荷重をチェック
レンジボードを選ぶ際は、天板の耐荷重に余裕を持たせることが重要です。レンジの重さギリギリの耐荷重だった場合、レンジが天板から落ちてしまうおそれがあります。重さがあるレンジが落ちると危険なので、万が一のことを考えて、天板の耐荷重には余裕を持たせましょう。
天板の耐荷重をチェックすることも大切ですが、収納スペースが複数あるレンジボードの場合は、全体の耐荷重も忘れずにチェックしてください。とくに、炊飯器や食器なども収納する場合は、収納するものの重さの合計がレンジボード全体の耐荷重を上回らないようにすることが大切です。
【3】レンジ周りのスペースをチェック
レンジボードを選ぶときは、レンジの周囲にスペースができるものを選びましょう。レンジや冷蔵庫といった家電製品は、壁にぴったりとつけて設置することができません。レンジボードを選ぶときは、レンジの後ろはもちろん、上部・左右にもスペースがあるものを選んでください。
レンジの場合、壁とレンジのあいだに5cm程度の余裕があればよいとされています。ただし、どの程度余裕があればよいのかは機種によって異なるので、購入前に取扱説明書などで確認しておきましょう。
【4】素材をチェック
スチームオーブンレンジを収納するのであれば、湿気に強いものを選ぶことが重要です。スチームオーブンレンジは、名前のとおり蒸気を出します。湿気に弱いレンジボードを選んでしまうと、蒸気によって塗装が剥げたり、湿気でレンジボードが傷んだりしてしまうので注意しましょう。
スチームオーブンレンジ対応のレンジボードには、排気熱を逃がすための工夫がされたものも多いです。スチームオーブンレンジを収納する際は、その点にも注目してください。
【5】組み立て方をチェック
組み立て式のレンジボードを選ぶときは、自分で無理なく組み立てられるものを選びましょう。特別な工具が必要なものや、組み立てるのに人手が必要なものは、組み立てるのがたいへんです。
食器棚も兼ねる大型のレンジボードや、特別な工具が必要なものを購入する際は、メーカーや店舗で行なっている「組み立てサービス」を利用するのもよいでしょう。自分で組み立てるよりも、素早くきれいに組み立ててもらえます。
【6】コンセントの数や配線穴をチェック
レンジボードを選ぶときに忘れずにチェックしたいのが、コンセントの数や配線のための穴の有無です。レンジボードにはレンジ以外の家電も収納できますが、収納する数によってはコンセントが足りなくなってしまうことがあります。レンジボードに収納する家電の数よりもコンセントの差し込み口が多いものを選んでください。
背板のあるレンジボードを購入するときは、背板にコードを通す穴が開いているかどうかも大事なチェックポイントです。穴が開いているもののほうが、きれいに配線できます。
【7】デザインをチェック
レンジボードを選ぶときは、キッチンのインテリアに合うものを選びましょう。色や素材に統一感を出すことで、おしゃれなキッチンになります。
頻繁に模様替えするのであれば、キャスターつきのレンジボードが便利です。レンジまわりをすっきり見せたいときは、棚板を収納できるレールつきのものが適しています。
どんなキッチンにしたいかを考えて、レンジボードを選んでください。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
妥協せず、理想のレンジボードを選ぼう!
レンジボードは電子レンジをはじめ、家電や調理器具といった重い物を収納することになります。そのため構造や機能面で安心できるかチェックし、その次にデザインや使い勝手のよさを見て選ぶとよいでしょう。
レンジボードのサイズだけを見て選んでしまうと、手持ちの家電が全て収納できずに困ってしまうということにもなりかねません。収納したいものをしっかりと把握した上で、スペースに合った理想のレンジボードを選ぶことが大切です。