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【この記事のエキスパート】
下着研究家・足と靴のカウンセラー:青山 まり
ブラジャー研究家・下着研究家・作家。
新しいジャンルを切り拓いた女性に贈られるキャリアクリエイト部門で日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2005」受賞。
消費者の立場で活動している。新聞・雑誌・講演・テレビ出演多数。著書に『ブラの本。』(サンマーク出版)『着るだけダイエット』(東邦出版)ほか多数。
また、2014年に足の怪我をしたことがきっかけで足と靴の研究を始める。フットケアの専門スクールに通い、フットケアアドバイザーとシューフィット、中敷き調整の技術を身につける。
その後、靴工房と靴専門店にて経験を積み、現在「足と靴のカウンセラー」としても活動中。
身長を高く見せられる、盛れる中敷き「シークレットインソール」。この記事では、シークレットインソールの選び方や診断チャート、おすすめ商品を紹介。スニーカーやパンプスでもバレる心配が少ないものや厚底でも疲れにくいものをピックアップしています。
メリット・デメリットを紹介
シークレットインソールにはどんな効果がある?
靴の中底のうえに敷いて使うインソール(中敷き)。メンズ、レディース、子供用といったサイズ展開のほか、「パンプス用」「スニーカー用」「O脚・外反母趾・扁平足サポート用」など種類が豊富にあります。
そのなかのひとつが「シークレットインソール」。クレットインソールはつま先からかかとに向かって少しずつ厚くなっている構造で、かかと部分の厚み分だけ身長を高く、脚長にみせることができるのが特徴です。
シークレットインソールのメリットは?
シークレットインソールを靴のなかに忍ばせれば、インソールの厚み分、こっそりと身長をアップさせることができます。
またヒールが高い靴を履いたときのようにふくらはぎが引き締まり、脚が美しくみえるというメリットもあります。
シークレットインソールのデメリットは?
インソールにより靴のなかが狭くなる分、足が痛い・疲れる・歩きにくいなどと感じることがあります。とくに甲高の方は影響を受けやすいでしょう。
いきなり長時間使用せず、まずは短時間使用してみて、足に合うかどうかをチェックしてみるのがおすすめです。
シークレットインソールの選び方&診断
ここからは、自分に合うシークレットインソールが見つかるよう、選び方のポイントを紹介していきます。
【1】使用シーンにあったタイプを選ぼう
シークレットインソールには、靴のなかに敷いて使うものや足に装着するものなど、タイプの違いがあります。どのタイプにするかは、自分の使い方や使用シーンを考えて選ぶといいでしょう。
「フルインソール」なら靴を脱いだ時にもバレにくい
「フルインソールタイプ」は、靴を脱いだときにシークレットインソールとわかりにくいタイプです。外出先で靴を脱ぐ機会がある人におすすめです。
つま先からかかとまで一体となっているため、靴のなかをみられてもシークレットインソールだとバレにくいでしょう。
「ハーフインソール」は甲高の人におすすめ
つま先のほうまで中敷きがあると、その厚みの分だけ甲が上がってしまい、靴とこすれて痛みを感じることが多くなります。甲高の方や、中敷きタイプを使って足の甲に痛みを感じる方は、インヒールとも呼ばれるかかと用のインソールがおすすめです。
つま先部分がないかかと敷きタイプのシークレットインソールなら、つま先のほうの高さに影響しないので、靴と甲の摩擦を軽減でき、痛みを感じることも少なくなるでしょう。
「靴下中履きタイプ」は靴を脱いでも身長をキープ
人前で靴を脱いだり履いたりする機会が多い方は、靴のなかに仕込むのではなく、自分の足に装着して使う履くタイプがおすすめです。
シークレット靴下やシークレットソックスとも呼ばれる履くタイプのシークレットインソールは、かかと部分に装着してうえから靴下を履くものと、靴下と一体になったものがあります。靴を脱いでも身長がそれほど変わらないので、バレることも少ないでしょう。
【2】靴の種類にあわせて「かかとの高さ」を選ぼう
シークレットインソールのかかとの高さを決めるポイントは、どれくらい身長を高くしたいかということも大事ですが、靴との相性も重要です。
靴の種類によって、相性がいいかかとの高さは変わってきます。かかとが高すぎると不自然にみえて、脱げやすくなったり歩きにくくなったりすることもあるので、気をつけて選びましょう。
ビジネス靴やパンプスには「高さ2cm以下」のソールを
革靴やパンプスといったビジネスシーンで履く靴には、2センチ程度の高さのシークレットインソールがおすすめです。ビジネス用の靴は、靴のかかと部分がそれほど高くないものが多いので、4センチより高いシークレットインソールだと不自然にみえる可能性があります。
パンプスの場合は、靴のヒールの高さも考慮することが大切です。また、黒やグレー、ベージュなどの落ち着いたカラーを選べば、靴を脱いだときも目立たないと評判です。
スニーカー(ハイカット・ローカット)には「高さ3cm以下」のソールを
スニーカーには3センチ以下のシークレットインソールがいいでしょう。同じスニーカーでも形状によって不自然にならない高さは違うので、形状に合わせて選ぶのがおすすめ。
コンバースのようなハイカットスニーカーであればそれほど目立たないくるぶしの位置が、ローカットスニーカーでは靴のかかと部分が高くないため、みえやすくなってしまいます。そのため、靴とくるぶしの位置のバランスがあまり不自然にならないよう、ローカットスニーカーの中敷きのおすすめは、2センチ以下です。
ブーツには「高さ4cm以下」のソールを
足だけでなく足首もすっぽりとおおい隠せるブーツは、高さのあるシークレットインソールとも相性がいい靴です。不自然にみえたり靴が脱げたりするようなことがなく、身長を盛ることができます。
ブーツには、4センチくらいのシークレットインソールがおすすめ。シークレットインソールが高くなるほど、きゅうくつさを感じてしまうので、痛くないようにワンサイズ大きめの靴にするといいでしょう。
【エキスパートのコメント】
シークレットインソールは、何cmくらい身長アップしたいかで選びましょう。ファッション性の面では、5cmを超えるとスタイリングが不自然にみえるという懸念があります。
また、健康面でもかかと部分が5cmを超えるといろいろな身体の部位に悪影響をおよぼすことがあるので、だいたい5cm以内を基準に選ぶといいでしょう。
複数のかかとの高さをセットして実際に歩いてみて、歩行がスムーズにできる高さに決めるとよりよいものが選べます。
【3】歩きやすいか、素材の柔軟性をチェック
かかとには体重がかかります。そんなかかとを受け止めるシークレットインソールは、かたすぎると足への負担が大きくなり、足が痛いとか疲れるといった不具合につながります。逆にやわらかすぎてもかかとが沈み込みすぎて、歩きにくい感じがするでしょう。
シークレットインソールには適度な柔軟性が求められるので、衝撃を吸収してくれる素材やエアクッションが内蔵されたタイプがおすすめです。
【エキスパートのコメント】
シークレットインソールがふわふわすぎるときちんとした歩行ができなくなってしまうため、硬めにつくられているものが多く売られています。ただ、硬すぎるのも足によくないので、ちょうどよい硬さのものをみつけられるとベストです。
【4】さらにあると便利な機能にも注目
より快適に使いやすいシークレットインソールを選ぶために、備わっていると便利な機能をチェックしていきましょう。
「足のムレ対策」には通気性がよく抗菌・防臭機能付きを
足は、体のなかでも汗をかきやすいといわれている場所です。靴のなかは汗で蒸れ、体温であたためられて雑菌が繁殖しやすい状態。においも気になるし、水虫などの皮膚トラブルも心配ですよね。
そのためシークレットインソールも、抗菌・防臭機能があり、通気性がよくて水洗いができるものがおすすめ。靴のなかの快適さを保てるでしょう。
「高さを自由に変えたい」なら高さ調節機能付きを
複数の層に分かれているシークレットインソールは、層を重ねて使えば高く、外して使えば低くして使えます。目標とする身長や、使う靴に合わせて、シークレットインソールの高さを適切な高さに変えられるので便利です。
【5】サイズ選びは靴に合わせて慎重に
シークレットインソールは、靴のなかに入ってずれることがないよう、靴と足にフィットするサイズのものを選ばなければなりません。
メンズとレディースの違いがあるものもありますが、多くのシークレットインソールはフリーサイズ。サイズを示す線が書かれているので、その線に沿ってハサミでカットしてサイズを調整します。インソールに書かれた線と靴や足の形が微妙に合わないこともあるので、しっかりフィットするように調整しましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)