国内最大級のアニメの祭典「AnimeJapan 2019」が3月23・24日にわたって東京ビッグサイトにて開催された。24日、エイベックス・ピクチャーズブースにて、『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』のイベントが開催された。出演は速水ヒロ役の前野智昭、涼野ユウ役の内田雄馬。
本イベントはスマートフォン向けアプリ『KING OF PRISM プリズムラッシュ!LIVE』の楽曲を収録したアルバム『KING OF PRISM RUSH SONG COLLECTION -STAR MASQUERADE』の発売記念として開催されたもの。
前野と内田がステージに登場すると、ふたりの衣装が「マスカレードみ」を感じるという話に。今回TRFの「masquerade」をカバーした前野は「僕の世代はドンピシャなので、カバーさせてもらってうれしかった。武内(駿輔)くんとのデュエットもいい経験になりました」とさっそく感想を語る。
内田演じるユウは香賀美タイガとのデュエット「アンビバレンス・プレイス 」を歌唱。「カントリー的な曲調じゃないですか。タイガもユウは、ダンサブルだったりロックだったりなキャラクターなので、方向性が合うのかなと思っていたら、アットホームな楽曲になりました。素直にことばを伝えないふたりなんですけど、口はああだけど、ほんとは好きなんだな……という温かい気持ちになりました」とふたりの共通点についても述べていく。
お互い、演者としての印象という話では、前野は「ユウくんの小さいころは高山みなみさんが演じていて、成長して雄馬くんになったのは感慨深い。僕の目線だと弟みたいな。嬉しいですね」と語る。対する内田は「『プリティーリズム・レインボーライブ』のころから観ていたので、より頑張るぞと思っていました。ワクワクドキドキを持って収録しました」と思い返す。
そんなふたりだが、これまでヒロとユウの共演シーンは、『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』でのお風呂シーン4秒しかないという話題に。「『キンプリ』は裸のシーンが多い。いい話をするときはだいたい裸じゃないですか」と前野が突っ込むt、内田も「語り合うときはやはり裸。砂浜で殴り合うみたいな感じに近いですね」と『キンプリ』における裸シーンの重要さを説いていた。
そして、これまでの印象的なシーンを選ぶふたり。前野はまず『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』で雪原でのコウジとヒロのシーンをチョイス。「コウジの『久しぶりにやらないか』というワードが強くて印象に残っています。柿原くんも強い芝居をしてくれて。ヒロが成長する上で欠かせないシーンなんですよ。客観的に見ると面白いシーンなんですけどね。謎の感動があります」と振り返る。その他、ミナトがコウジのレシピで作ったカレーを食べるヒロのシーン、ヒロがプリズムキングになるシーンをチョイス。
内田は食卓でユウが皿の下に人参を隠すシーンをセレクト。内田は「ユウは自分の気持ちを言いすぎずに、抑えたり考えたりできる子なんです。こういった無邪気な部分はエーデルローズに来て出せるようになったのかなって」とコメント。そのほか、屋上でコウジとユウが話すシーンを挙げる。
最後に前野から、「みなさんの応援のおかげで非常に大きなコンテンツになりました。『プリティーリズム・レインボーライブ』があったから、その後のエピソードとして我々がここにいます。ぜひ観たことない方はさかのぼって観ていただければと思います。Over The Rainbowはまだまだ活動していきますので、引き続き応援お願いいたします」と締めくくった。