ALSOKはこのほど、「大型連休の防犯・防災に関する意識調査」の結果を明らかにした。同調査は3月19日~21日、20歳~60歳の男女600人を対象にインターネットで実施したもの。
今年のゴールデンウィークは何連休の予定か尋ねたところ、53.0%が「10連休」と回答した。平均は6.5連休となっている。「連休なし」と回答した人は21.7%だった。
連休中、何日間くらい家を留守にする予定か聞くと、平均は2.0日間だった。全く外出しない「0日間」と回答した人は43.0%を占めている。
ゴールデンウィークの外出予定を尋ねると、最も多かったのは「国内旅行」「ショッピング、買い出し」(各35.4%)だった。次いで「実家に帰省」(27.2%)、「遊園地・バーベキュー・ゴルフなど日帰りレジャー」(22.0%)、「友人と会う、デートなど」(19.4%)となっている。
ゴールデンウィーク中、家を留守にすることについて不安があるか尋ねたところ、「とても不安を感じる」または「やや不安を感じる」と答えた人は42.5%だった。
旅行先で災害に遭ったときのことを考えたり、対策をとったりしたことがあるか聞くと、46.0%は「考えたことがない」と答えた。
「考えたことがある」と答えた人に具体的な内容を尋ねたところ、「現金を用意する」(30.2%)、「ホテルや旅館の部屋の緊急避難経路を確認する」(19.7%)、「携帯電話やスマートフォンを充電できるモバイルバッテリーを持ち歩く」(19.5%)、「常備薬やお薬手帳、健康保険証を持ち歩く」(19.5%)が多かった。
大型連休になることで、外出するにあたって気になることを聞いたところ、「玄関扉の鍵を閉めたか」(41.7%)、「全ての窓の鍵を閉めたか」(30.5%)など、扉や窓の施錠を気にする人が多かった。
住居形態別に見ると、「玄関扉の鍵を閉めたか」は、集合住宅の3階以下に住んでいる人が最も多い(47.2%)。戸建て住宅に住む人は、「全ての窓の鍵を閉めたか」(41.2%)、「カーテンや雨戸・シャッターを閉めたか」(18.1%)、「ペットや観葉植物の様子」(17.2%)も多い。
また、住居形態に関係なく、3人に1人程度は何も気にしていないということもわかった。