公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)および公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会(全宅保証)はこのほど、「住まい方の意識トレンド調査」の結果を発表した。調査は1月24日〜28日、全国の20歳以上2,400人を対象にインターネットで行われた。

  • 将来、都市部と地方のどちらに住みたいですか?(n=2400)

「あなたは将来、都市部と地方のどちらに住みたいですか(1つ選択)」という質問に対しては、「都市部」が59.0%、「地方」が41.0%とやや都市部が地方を上回る結果となった。

性別による差異は見られなかったが、年代別では20代、居住区分別では3世帯以上の2つの属性で「地方」が「都市部」を上回った。

「二地域居住」に都市派の6割が興味

前問で都市部と答えた人にのみ、「平日は都市部、週末は地方で暮らすスタイルの二地域居住(週末移住)についてどう思いますか(1つ選択)」と聞いた。

「都市部に住み続けたい」が39.9%ともっとも多くなっているが、二地域居住については関心が高いようで、約6割が「やりたい」あるいは「興味はある」と回答している。特に20代の関心が高く、「可能ならやりたい」、「是非やりたい」の割合が他の年代と比べて高かった。

  • 二地域居住(週末移住)についてどう思いますか?(n=1415)

「IoT住宅」主流になるのは何年後?

住宅そのものをIoT化することで、これまでの生活スタイルが一変することが予想されているIoT住宅については、「IoT住宅は、何年後主流になると思いますか(1つ選択)」と聞いたところ、「10年後」が34.3%ともっとも多く挙げられ、次いで「5年後」17.9%、「20年後」10.3%と続く。まだ主流になるのは早いとの見方が多数と見受けられる結果となった。

  • IoT住宅は何年後主流になると思いますか?(n=2400)