俳優の千葉雄大が13日、都内で行われた写真集『彩り』(ワニブックス 税抜2,315円)の発売記念イベントに登場し、取材に応じた。

同書は、2018年に発売した『横顔』から2年連続となる写真集で、本人の希望で「一度行ってみたかった」というニューヨークで撮影され、発売前に重版も決定となった。フォトセッションでは「かわいく」というリクエストに様々な表情で答えていた千葉だが、30歳をむかえて「かわいい」を求められることについては、「全然ありがたいですし、呼吸のごとくできるようになりました」とひょうひょうと答えた。

2年連続となったが、次回で行ってみたい場所は「アマゾン。わらとか巻いて」と希望する。「アマゾンはずっといってみたい、大自然の中で撮影したい。この売り上げにかかってるので、ぜひ買っていただきたいなと思います」と写真集もちゃっかりアピール。撮影は全編私服で行われ、「自分で用意したので1着忘れてしまって、現地調達した衣装が、青いジャケットでした」と明かした。

3月に30歳となり「代謝は落ちたなとか、お酒が抜けにくくなったなとか、そういうのはあります」と実感を語る千葉。誕生日は「サプライズがあまり得意じゃないんですけど、友人がサプライズしてくれた」という。友人との食事で2軒目に誘われたところ、人が集まっていて飾り付けもされていたため「苦手とか言いながら泣いてしまいました」と照れを見せた。

後輩も増えてきたが、「僕をロールモデルにする若手俳優が現れるかちょっとわからないですけど、ポスト千葉雄大みたいな人が現れたら、正々堂々と対決していきたいと思います」とやる気十分。「つぶしにはかからないけど、芽は摘んどこうかな」と笑顔を見せた。

写真集ではふだんと別の顔も見せており、「脱がされたりしたところがあるので、そういうところは色っぽいかな」「男性カメラマンさんとふたりきりなんですけど、シーツの中にカメラマンさんが入ってきて、ちょっとお互いの吐息を感じながら。そういうところは違う表情になってる」と大胆な裏話も。「僕のことを好きでいてくれる方が勝ってくださると思うんですけど、顔だけ知ってるみたいな方にも手に取っていただいて、市場を広げられたら」と希望し、「お金稼ぎたいです!」とアピールした。

写真集収録カット

撮影:多田悟