俳優の窪田正孝が5日、東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われた同局系月9ドラマ『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』(8日スタート、毎週月曜21:00~ ※初回30分拡大)の取材会に登場した。
窪田演じる天才放射線技師・五十嵐唯織が、幼なじみで思いを寄せていた甘春杏(本田翼)の勤務する甘春総合病院で働き始めることになる同作。先月、大阪での舞台中に右足の半月板を損傷するケガを負った窪田だが、「順調に回復しているんです」と報告した。
その際、大阪の病院でMRIを撮ってくれた担当の若い男性が印象に残っているそうで、「すごく普通の感覚で接してくれたんです。“お医者様と患者さん”ではなく、“人対人”という感覚で接していただいたのがすごく印象があって、それが唯織につながるものがあったんですね。(今回演じるのが)人に思い入れがある役柄なので、そういうところをすごく参考にさせていただきました」と、まさに“怪我の功名”。一方で、「下半身は皆さんも気をつけてくださいね」と、まずはケガを避けることをおすすめしていた。
月9初主演の窪田だが、「子供の頃からたくさん名作は見ていたので、そこに30(歳)になって立てることは喜びが大きい半面、責任も大きいなと思ってます」とのこと。特に『ロングバケーション』(96年)が大好きだったそうで、「いつも唐沢(寿明)さんと一緒にご飯させていただくんですけど、そこに(妻でロンバケに出演していた山口)智子姉さんがくると『フンッ』ってなりますね」と、背筋が伸びる感覚になることを話していた。
取材会には、本田翼、そして唯織と同僚の新人放射線技師・広瀬裕乃役の広瀬アリスも出席した。