ミュージカルとアニメが相互にリンクする、新感覚エンターテイメントとして展開されている『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』のライブイベント「少女☆歌劇 レヴュースタァライト オーケストラライブ“Starry Konzert”」が、2019年3月31日(日)、東京・中野サンプラザにて開催。昼夜二部制で行われ、夜の部は全国劇場でのライブビューイングも実施された。
東京室内管弦楽団によるオーケストラ演奏をバックに繰り広げられた今回のライブには、小山百代(愛城華恋役)、三森すずこ(神楽ひかり役)、富田麻帆(天堂真矢役)、佐藤日向(星見純那役)、岩田陽葵(露崎まひる役)、小泉萌香(大場なな役)、相羽あいな(西條クロディーヌ役)、生田輝(石動双葉役)、伊藤彩沙(花柳香子役)ら、スタァライト九九組のメンバー9人が出演。これまでとは一風変わったライブは、TVアニメのオープニングテーマ「星のダイアローグ」で幕を開けた。
オーケストラの重厚かつ迫力のある演奏の中、レヴュー曲を中心にライブは展開。レヴュー曲の間は、オーケストラによる劇伴の生演奏で繋がれていく。激しいダンスや殺陣が魅力のスタァライト九九組だが、オーケストライブということもあり、そのあたりはやや抑えて、歌や名乗りなど、声を一つの楽器として、オーケストラの奏でる調べに重ねていく。
そして、楽曲だけでなく、「モノローグ」コーナーでは、女神衣装を身にまとった出演者たちが朗読劇を披露。こちらは、レヴュースタァライトの楽曲の作詞を手がける中村彼方の筆による「第100回聖翔祭の後日談」がテーマとなっていた。そのほか、ジェスチャーゲームなどを挟みつつ、ステージは進行。トークパートでは、誕生日が近い(4月3日生)の岩田陽葵が、会場全体に「ハッピーバースデートゥーユー」で祝福され、目に涙を浮かべる一幕も。
そして、告知コーナーでは初解禁情報として、8月7日(水)に6thシングルの発売が決定したこと、さらにショートアニメ「少女☆寸劇(コント) オールスタァライト」の制作が決定したことが発表され、会場からは大きな歓声が上がった。なお、6thシングルは、今回のオーケストラライブの模様を収録した「オーケストラライブ付豪華盤」と「通常盤」の2形態での発売が予定されており、東名阪でのリリースイベント開催も決定している。
レヴュー曲とオーケストラのシンクロによって、新たな九九組の魅力を引き出した本ライブだが、TVアニメのエンディングテーマ「Fly Me to the Star」で本編を締めくくり、アンコールでは、「約束タワー」と「Star Divine」を熱唱。およそ2時間半におよんだライブイベントの幕を閉じた。
●「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」オーケストラライブ“Starry Konzert”セットリスト
M-01:星のダイアローグ
-MC-
M-02:劇伴 ふたりのセレナーデ
M-03:劇伴 華恋とひかり
M-04:世界を灰にするまで(前半)
M-05:劇伴 再生産
M-06:世界を灰にするまで(後半)
M-07:劇伴 starhood
M-08:The Star Knows
-モノローグ(双葉・香子)-
M-09:劇伴 anti daydream
M-10:誇りと驕り
M-11:劇伴 dot to dot
-モノローグ(真矢・クロディーヌ)-
M-12:恋の魔球
M-13:劇伴 ランチボックス
M-14:花咲か唄
-MC-
M-15:劇伴 暗転
M-16:RE:CREATE
M-17:劇伴 星々の絆
M-18:劇伴 ロンド・ロンド・ロンド
-モノローグ(華恋・ひかり・まひる)-
M-19:劇伴 dawn of the star
M-20:-Star Divine-フィナーレ
-モノローグ(純那・真矢)-
M-21:劇伴 rendez-vous:遥かなる約束
M-22:舞台少女心得-幕間-
M-23:starlight curtain
M-24:スタァライト
M-25:Fly Me to the Star
【ENCORE】
EN-01:約束タワー
-MC-
EN-02:Star Divine
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