モデルで女優の中条あやみが2日、神奈川県内のスタジオで日本テレビ系ドラマ『白衣の戦士!』(10日スタート、毎週水曜22:00~)の会見に出席し、劇中で披露する“顔芸”の反響を心配した。

『白衣の戦士!』主演の中条あやみ

中条演じる明るく破天荒な「元ヤン新米ナース」立花はるかと、水川あさみ演じる34歳婚活中の「がけっぷちナース」三原夏美が、仕事に恋に悪戦苦闘する姿を描く同作。元ヤンというキャラクターで、中条が他では見せない“顔芸”を次々に披露するのも見どころだが、加藤正俊プロデューサーは「放送したら事務所に怒られるんじゃないか…」と言うほどだ。

中条自身も「放送して、みんなから嫌われないかなって心配してるんですけど、これでドラマが面白いと思っていただけるといいなと思います」と前向き。一方の水川は「最高にかわいい顔を披露しているのに対して、私はいつもドヤドヤと怒らないといけないので、大変だなと思いながらやっています」と語った。

また、医療ドラマということで、セリフに難しい医療用語や、言いにくい言葉があるのかという質問に対し、中条は「『脈拍100』というのを急いで伝えるというシーンがあったんですけど、リハーサルのときに言えなくて、本番のときは『96』に変わってました(笑)」というスタッフの優しさに救われたエピソードを披露。「今後も、もう『100』は出てこないと思います(笑)」と苦笑いした。

会見では、新人時代の失敗談について質問が飛ぶ場面も。中条は「この世界に入ったのが15歳くらいで、最初はオーディションですごい緊張しすぎて自分の力を100%出せなかったり、全然違う方向に行っちゃったりして後悔したときもあったんです」と振り返りながら、「深呼吸して自分の心からの思いを落ち着いて丁寧に説明すれば、相手に伝わるものなんだってだんだん大人になっていく上で気づきました」と、成長したことを語っていた。

  • (左から)沢村一樹、水川あさみ、中条あやみ、小瀧望、安田顕