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【この記事のエキスパート】
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家:荒井 裕介

ワイルドライフクリエーター、山岳写真家:荒井 裕介

ブッシュクラフト、狩猟、ULスタイル、沢登りなど様々なアウトドアに取り組む。海外生活の経験もあり銃器やトイガンにも造詣が深い。

アウトドア料理やビンテージアウトドアアイテムのレストア、道具作りにも造詣が深く自作アイテムのみでの山行も行う。

フェールラーベンのアンバサダーとしても活動している。


雪山登山やアウトドア時のビバーク用シェルターとして使用する「ツェルト」。緊急時に持っていると心強いアイテムです。アライテントやファイントラックなどから、防水・軽量・設営簡単モデルなど多数の商品が発売されています。この記事ではツェルトの選び方とおすすめ商品を紹介します。

テントやタープとの違い
ツェルトとは?

出典:Amazon

ツェルトとは、雪山登山時のビバーク(緊急避難時の露営)や休憩、簡易トイレとして使用するシェルターです。ポールがないものがほとんどで、収納時の大きさは350ml缶ぐらいと非常にコンパクトです。

ツェルトは、居住スペースを確保できるテントに対し、居住性と耐久性に劣るものの、350ml缶と同じくらいのサイズに収納できるコンパクトさがメリットです。

登山中の雨風・雪山のビバーク時に活躍
ツェルトの選び方

冬山のビバーク時、登山中の急な天候変化の際に活躍するツェルト。ここからは、山岳写真家の荒井裕介さんにお話をうかがい、ツェルトの選び方のポイントについて教えてもらいました。

軽量・コンパクトサイズを選ぶ

出典:Amazon

ツェルトはテントとは用途が異なり、非常時に使うものです。また、最大の魅力のひとつが軽量であるという点です。できる限り荷物にならない軽量でコンパクトなものを選びましょう。

結露対策ができているものを選ぶ

出典:Amazon

ツェルト使用すると、呼吸や蒸発した水蒸気によって湿度が上がり、結露が生じます。とくに雨天時や冬場の低温・高湿度の状態は結露しやすい状態です。結露は凍結の原因になったり、シュラフがびしょ濡れになり、不快指数が上がります。ツェルトを選ぶ際は、結露防止ができるものをえらぶようにしましょう。

使用目的に合ったものを選ぶ

出典:Amazon

ツェルトにも様々な形・サイズがあり、100g程度しかない1人用のものから、300g前後の3人が横になれるサイズのものまであります。人数や目的を確認してから購入しましょう。

リフター(張り綱用の支点)の数で選ぶ

出典:Amazon

ツェルトを選ぶ際に形状ではなく機能に注目することになるのですが、機能とは素材やドア数、重量だけではなく「リフター」の数に注目するのも重要です。両開きのものであれば前後にドアがあるので展開してタープのように使用できるよう多くリフターが設けられています。

また、左右の屋根やリッジライン(天井)にもリフターがあるものがあります。こうしたリフターの数でバリエーションや強風時の補強が決まります。ぜひリフターの数にも注目して選んでください。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)