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【この記事のエキスパート】
整理収納アドバイザー、キッチン収納コンサルタント:岩佐 弥生
整理収納作業をはじめ、キッチンショールームでの収納コーディネート、収納セミナー講師、企業の収納コンサルタントなど幅広く活躍。
喋る仕事もしていることから、収納セミナーは分かりやすく聞きやすいと好評。また、お片づけが好きになる!「収納ラベル」もプロデュースしている。
パスタの劣化や折れるのを防ぐことができる「パスタケース」。パスタストッカーやパスタボトルなどとも呼ばれる保存容器です。この記事では、パスタケースの選び方とおすすめ商品を紹介。計量できるタイプや横置きタイプなど人気商品を厳選しました。
パスタケースは必要?使うメリット
パスタを保存するのに便利な「パスタケース」。パスタストッカーやパスタボトルなどとも呼ばれる保存容器です。
そもそも必要なの? と思っている方に向けて、まずはパスタケースの役割や使うメリットを紹介します。
メリット1:パスタが折れるのを防いでくれる
買ったときの袋からパスタを出すときに、パスタが折れてしまったことはありませんか? パスタケースにいれておけば、パスタが折れてしまうことを防げます。
袋ごとパスタをケースに入れられる商品が多く、手間なく収納できるのもポイント。商品のサイズや種類も豊富にそろっているのでよく購入するパスタに合わせて最適な容器を選べます。
メリット2:パスタの劣化や酸化も防ぐ
乾燥パスタは、原料が小麦粉なので水分を吸収しやすい食べ物です。そのため、袋のまま冷蔵庫などに保存しておくと湿気を吸って、劣化や酸化してしまいます。
パスタケースは、パスタの大敵である湿気の影響を与えにくくすることができます。フタにパッキンなどがついている商品が多く、しっかり密閉でき外気のシャットアウトが可能です。そのため傷みにくくなり、いつでもよい状態で保管ができます。
パスタケースの選び方&診断チャート
ここからは、失敗しないパスタケースの選び方を解説していきます。
【1】パスタケースの素材を選ぼう
パスタケースに使われる素材は、プラスチック製やガラス製、樹脂製などさまざま。どこに置きたいか、何を重視したいかで最適な素材が異なります。以下のチャートであなたにピッタリな素材をチェックしていきましょう。
あなたにピッタリなパスタケースの素材はどれでしたか? 以下で各素材の特徴をくわしく説明します。
耐熱・耐久性に優れた「ポリプロピレン」
多くのパスタケースに使われている素材が「ポリプロピレン」。耐久性と耐熱性に優れているので、コンロ周りに置いても熱で変形しにくいのが特徴。また強度がしっかりしているのに軽量なものが多く、使い勝手もいいです。
吸湿性がないので、パスタはもちろん湿気に弱い食品の保存にも向いています。
おしゃれでニオイ移りも防ぐ「ガラス」
インテリアにこだわりのある方におすすめなのが、キッチンにそのまま置いてもおしゃれなガラス製。スタイリッシュな見た目が人気です。見た目だけでなく、耐久性に優れ、ニオイ移りを防いでくれるのもメリット。長期間パスタを保存するのに向いています。
その一方、ガラス製なので重さがあり、収納場所から出し入れするのに大変な面もあります。落とすと割れてしまうので、取り扱いにも注意が必要です。
衝撃に強く割れにくい「AS樹脂」
AS樹脂はプラスチックの一種で、比較的丈夫なのが特徴。衝撃に強いので、落としてしまっても壊れにくいのがメリットです。軽量で持ち運びしやすく、調理中も取り出しやすいでしょう。
ただ、熱には弱いため、コンロの近くに置いて保管するのは避けましょう。
無臭で食品の保管に便利な「ポリスチレン」
ポリスチレンも、AS樹脂同様プラスチックの一種。パスタケースによく使われる素材で、軽くて持ち運びしやすいのが特徴。無臭なので、食品の保存に適している素材です。デザインが豊富なのもメリット。
ポリスチレンも熱に弱いので、コンロの近くでの保管はNGです。
【エキスパートのコメント】
パスタケースは素材により数百~数キログラムまで重さの幅があります。持ち上げて使うのか、置いたままで使うのかで、適切な重さは変わってきます。
本体の重さは購入前に必ずチェックしておきましょう。価格やデザインだけで選ぶのは避けてください。とくに持ち上げて取り出す場合は、軽い素材を選ぶことでストレスなく使うことができます。
【2】使用シーンに合った形状を選ぼう
パスタケースの形状もさまざまなものがあります。使用シーンや収納場所に合う形状を選びましょう。
持ちやすく握りやすい「筒型」
数あるパスタケースのなかで、オーソドックスなのが筒型のもの。ペットボトルなどと同じような形なので、冷蔵庫に立てて収納することもできます。
出し入れの際に持ちやすく、取り出し口も大きいのでパスタを取り出しやすいのもメリットです。
並べてスッキリ収納できる「角型」
キッチンの収納棚などに収納しやすいのが、角型のパスタケース。ほかの容器と一緒に収納しても、すき間なく置けるのでスッキリします。横置きできる点もポイントです。
見た目もスタイリッシュなので、おしゃれなキッチン用品で統一している場合でもなじむでしょう。
開口部が大きく出し入れしやすい「横置きタイプ」
取り出しやすさや詰め替え、補充のしやすさを重視するなら「横置きタイプ」のパスタケースも選択肢に。タッパーのような容器になっており、キッチンに置いて安定して取り出しやすいです。
横置きタイプなら、倒したり落としたりする心配もありません。
【3】計量できるパスタケースが便利!
パスタの計量の手間を省きたいなら、フタに計量機能が付いたパスタケースを選びましょう。1食分(約100g)が取り出せるもの、数人分をまとめて計量できるものなど、いろいろな商品があります。
【4】長期保存したいなら密閉性の高いケースを
「パスタを食べる頻度が少なく、なかなか減らない」「パスタを長期保存したい」という方は、密閉性の高いパスタケースを選びましょう。
シリコン製のパッキンが付いていると空気に触れにくく、麺の酸化を防ぐことができます。
【5】取り出しやすさ、補充しやすさにも注目
調理中にパスタが取り出しやすいかも大切なポイントですよね。取り出し口がどのようになっているか、パスタを補充しやすいかなども購入前に忘れずチェックしておきましょう。
たとえば、角型のパスタケースで取り出し口が丸形のデザインの商品などは、取り出し口が狭くなってしまいパスタを取り出しにくいこともあるので、注意が必要です。
【6】サイズやデザインは収納スペースに合わせて選ぼう
パスタケースには大容量タイプから一人暮らし向けのコンパクトサイズまでさまざまな容量の商品があります。家族構成や保存したいパスタの長さに応じて選ぶようにしましょう。
最近は、収納したいものに合わせてサイズが変えられる保存容器も登場しています。
【エキスパートのコメント】
パスタケースをどこに収納するかでデザインを選ぶのもひとつの手。たとえば、キッチンの中に収納して使いたい場合、キッチンの引き出しにしまうご家庭なら、上から見たときにフタが透明なタイプだと残量が見やすくて便利です。
逆に、キッチンやカウンターの上、開き扉のある収納に置きたいなら、全体の見える側面が透明タイプのケースがおすすめです。