京成電鉄はホームからの転落事故を防止することを目的として、一部の駅を除きホームのベンチの向きを順次変更するとともに、新たな仕様への更新を進めている。

  • ベンチの向きの変更後(八千代台駅)

  • ベンチの向きの変更前(八千代台駅)

駅ホームのベンチを線路に対し垂直に配置することで、転落事故防止の効果があるという考えの下、安全性向上のためにベンチの向きを変更。3月末までに8駅でベンチの向きを「線路に対し並行」から「線路に対し垂直」に変更する。

2月末に八千代台駅の上下ホーム、青砥駅の上下ホームでベンチの向きが変更され、今後は3月18日に船橋競馬場駅の上下ホーム、3月20日に京成成田駅の上下ホーム、3月22日に京成千葉駅の上下ホーム、3月26日に京成高砂駅の上下ホーム、3月27日に町屋駅のホーム、3月28日にお花茶屋駅の上下ホームで変更を予定している。なお、駅および時期については変更となる場合がある。

新しく設置されるベンチはリサイクルウッドを使用し、環境に配慮したものになっている。肘掛けを付けて座席間を広く保ち、より快適に利用できる仕様とした。